今、アメリカでは「スカーフをしていなかった」ことが論議をかもしている。ハッキリ言って、どうでも良いようなことだ。つまり、サウジアラビアを訪問中のトランプ大統領メラニア夫人がスカーフなしで公式の場に参列した。イスラムの国を訪れた場合の“女性の行動”として問題ではないかというのだ。確かにイスラムの諸国では、公的な場に出るとき、女性たちは頭にスカーフを被る習慣がある。「人前で髪を見せてはいけない」とイスラムの神は言うらしい。日本にやって来る女性達でも、常にスカーフを被っている女性たちを見たなら、イスラムの国からやって来ているのだと一目でわかる。ところがトランプ大統領の夫人は、元々が“モデル出身”で自らのファッションには自信を持っている。実際、外貌的にもモデルにふさわしい体形をしている。彼女にしてみれば、スカーフなど自分には合わない、という考えだろう。確かに大柄の八頭身美人とスカーフは何かそぐわない。もっともメラニア夫人が、訪問国に対してのマナーを欠いているとも言い難い。なぜなら、イスラムの女性達の身だしなみとして“強いられている”肌の露出は最小限に抑えてあるからだ。衣裳も黒で統一し、派手さを控えた。それでも元々がモデルなので、どうしても“華やかさ”は消えない。長女のイバンカさんも訪問しているが、こちらもスカーフを着用していない。ただ肌の露出は最小限に抑えてある。まあ、なんというか、元々が“派手な一家”なので、この辺がぎりぎりなのだ。それにしても、どうしてイスラムの諸国では、男女の差別が未だにまかり通っているのだろう。大体が暑い国が多いのに、黒い衣装で全身を覆い隠すのは、それだけでも“罰ゲーム”のようで奇怪に映る。イスラムの神とは、何んと“心の狭い神”であることか。なぜ、そんな“心の狭い神”の言うことを一から十まで聞いて生きなければならないのか。大体、礼拝にしても、額をこすりつけすぎなのだ。神に“踏んづけて欲しいのか”と思えるほどに額をこすりつける。女王様が見ていたなら興奮してしまいそうではないか。そういえば「ムチ打ちの刑」もあった。もしかして、イスラムの神って“そっち系”なのか?
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