2016年に「心の病」で労災請求を行った人の数が1586人、そのうち、実際に労災認定を得られた人が498人となり、過去最高となった。さらに、労災認定を受けながら自殺した人、或いは自殺未遂した人が84人いる。電通の高橋まつりさんも、この中に含まれる。彼女がそうだったように、職場内でのパワハラが原因での労災認定が増えており、しかも20代での認定増加が目立っているらしい。つまりは、入社間もない若者たちが、職場内における上司や先輩たちから、嫌がらせ、イジメ、暴行を受け、それを誰にも相談できず、我慢しているうちに「こころ」がじわじわ崩壊していく構図が浮かび上がる。気付いた時には「うつ」になり、仕事そのものに支障が生じるようになる。心の病は、本人や周囲が気付いた時には“すでに手遅れ”となっているケースも多い。ただ身近に“真の理解者”さえいれば、ぎりぎりのところで食い止めて徐々に立ち直っていくこともある。一番良くないのは、自分の中だけで“我慢し続けて”限界に達してしまうケースだ。日本の場合、欧米と違って“カウンセリングの窓口”というものがほとんどない。自分自身の“辛さ”や“苦しさ”を、話すこと、吐き出すこと、理解してもらうこと、だけでも“救われる”ケースは多い。どんなに仕事をしても、それが評価されず、怒鳴られたり、叱られたり、無視され続けていれば、誰でも心が萎えていく。どんなに精神的に強い人でも、労働に見合う“評価”を得られない毎日が続けば、やがて“心が悲鳴を上げる”のは、当然のことなのだ。職場における“カウンセリングの窓口”が乏しい日本では、その代りのように「宗教」や「占い師」の元に駆けこむケースも多い。特に占い師の場合、単なる“理解者”ではなく、その“対応策”を一緒に考えてくれる。そういう意味で、職場や家庭には“相談する相手がいない”場合に、占い師を活用することで、窮地を脱していくことが出来る場合もある。但し、くれぐれも“説教型の占い師”に駆けこまないよう注意しておきたい。逆効果となって、本人が立ち直れなくなる。
ネットニュースに「ビリギャル」の小林さやか氏(36歳)がコロンビア大学の教育大学院を無事卒業したことが写真とともに掲載されていた。彼女の場合、まず『学年ビリのギャルが1年で偏差値を 続きを読む
ある程度の年代以降の方達なら、だれもが「ニューカレドニア」と聴いて「天国にいちばん近い島」というキャッチフレーズを想い出す。奇妙なほど、この島の名前は“そういうイメージ”が浮かびや 続きを読む
多分、ほとんどの人はその位置を知らない。今回、現役の首相が銃撃を受けたスロバキアという国の位置だ。何となく欧州にあるのは解かっていたりする。だが、その的確な場所は解からない。解かり 続きを読む
世の中いろいろ珍しい人は居て、たいていのことには驚かないが、そういう私でも“おったまげてしまう”のがアメリカのインフルエンサーとして活躍している63歳のシェリル氏だ。460万人とい 続きを読む
日本の場合、その仕事量に見合った収入を得ていない分野が多いが、特に感じるのは“小中学校の教員たち”だ。5月に入って「5月病」と呼ばれる“新人さんたち”が増えていく時期だが、中でも教 続きを読む
いま「戦争」と言ったら、どの戦争を思い浮かべるだろうか。「ロシア×ウクライナ戦争」を思い浮かべる人は意外に少ないかもしれない。「イスラエル×ハマス戦争」の方が何かと目立っているから 続きを読む
発売間もないのに、あっという間に12万部が売れ、まだまだ売れそうだという本がある。87歳で現役ディトレーダーである“シゲルさん”の人生を振り返りながらの“投資の「教え」が書かれた本 続きを読む
今年前半の倒産件数で急増している業種が「美容室」と「ステーキ屋」だ。それもフランチャイズ店とかではなく、大きく名の知れたところではなく、どちらかと言えば街角などで“こじんまり営業し 続きを読む
日本の製造業の多くは“輸出企業”である。したがって多くの輸出企業にとって「円安」はプラスに作用する。但し、暮しに直結するガソリン・電気・ガスなどエネルギーや食品類には輸入品が多い。 続きを読む
世の中に「離婚」が多くなって、その結果として“子供の親権争い”も多くなってきた。昔と違って、仕事をしながら育児もこなす暮らし方が可能になりつつあり、収入面でも男女差が縮まりつつある 続きを読む