自分の母親を自宅で介護する…よくありがちな光景で、特別、注目すべきことでもないのだが、それが女優・杉田かおるさんということになると…ホントなの? と念を押したくなる。それくらい昔の「杉田かおる」は問題児だった。そして自分本位だった。いったい、いつから、この人は変わったのか。それとも、週刊誌などを騒がせていた頃は“つくられたキャラクター”だったのだろうか。とにかく、今の女優・杉田かおるさんは“農業”にいそしみ、母親の“自宅介護”にいそしむ52歳の中年女性なのだ。実母は元々肺が弱かったらしいが、それが現在83歳で障害1級“要介護”の老体となった。杉田かおるさんは2013年に再婚しているが、丁度その年に病状が一気に悪化したらしい。以来、彼女は仕事を減らしながら“自宅介護”にいそしんでいるのだ。妹は結婚し、アメリカ移住しているので、血が繋がっているのは自分だけ…という状況の中で、仕事よりも母親を選んだのだ。自分が女優としてやって来れたのも、母親あってのことだったと悟ったらしい。それにしても、人は変わるものだ。一時期は「家庭」などとは無縁な人生を歩み続けるかに見えた。それが180度の転換である。或る意味で“性転換”以上のインパクトがある。実は彼女ばかりではなく、血縁とは不思議なもので、幼少時代に強く働き、大人になっていつしか薄れていき、また晩年近くになって色濃く変わっていく…そういう人生のコースを歩んでいる人が世の中には多い。その典型が「老々介護」と呼ばれるものなのかもしれない。長寿社会となって、病気はしても、そう簡単には死ななくなった。その結果、親子・兄弟の老々介護が多くなった。病院もベッドの空きがないので長くは入院できない。老人ホームや介護施設も満杯で中々空きがない。さらに自分の親兄弟を、そういうところに預けること自体に抵抗のある人も多い。本人がどうしても自宅から“動かない”と駄々をこねるケースも多い。ところが実際には、自宅介護というのは通常の仕事よりもはるかにきつい。24時間休めないからだ。認知症が加わると、より悲惨な状態が生まれる。情に絡みすぎると互いに滅んでいく。血が濃すぎるのは危険なのだ。
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