今でもすでにその兆候はあるが、内閣府の調査によると20年後の日本は、単身世帯が4割近くまで膨れ上がり、“生涯独身”の人達が急増する「寂しい国」になってしまいそうだ。20年後だから、遠い話ではない。う~ん、何がそうさせるのか。そういえば最近、歌謡曲で“恋の歌”が大ヒットしない。私が20代の頃には“これでもか”“これでもか”と言わんばかりに“恋の歌”が聴こえてきたものだ。TVドラマにしても、普通の恋愛や結婚を扱ったドラマが極端に少なくなった。普通の恋愛や結婚では見てもらえないからなのだろうか。それとも“普通の恋愛・結婚”を描くことの出来る実力ある作家・脚本家が居なくなったからなのか。総体的に現代は、若い人たちが恋愛や結婚に憶病になってしまったような気がする。占いの依頼でも、昔と今とでは何かが変わった。昔は「この人とは結婚できますか」という質問が多かったが、今は「私は結婚できますか」という質問の方が多い。つまり恋愛や結婚につながる“出逢い”そのものが減ってきているのだ。SNSなどによる“繋がり”は増えているはずなのに、それが“恋愛”にまで進んでいかない。ちょっとしたことで“セクハラ”とか、“ストーカー”とか、“モラハラ”とか、“差別”とか言われる今は、さまざまな“繋がり”で周りにすぐ知られてしまうことを恐れ、うかつにモノが言えなかったり、手出しが出来なかったりする。面倒なことに巻き込まれたくない人は、よほどの確信がない限り、恋愛に対して積極的になれない。本来、恋愛や結婚は、心身共に「ハダカ」になるところからスタートする。ところが現代は「ハダカ」になってしまうと、その恋愛がギクシャクしてきたときに“後戻り”出来ないような状況に陥りやすい。われわれは北朝鮮のことを“監視社会”だなどと言っているが、昨今の“危うい繋がり”は似たような状況を作り出す。もう少し周りや他人に対して“寛容な社会”になれば、自由に「ハダカ」になって恋をすることが出来て、70~80年代のような“恋し合う街角”が実現するのだが、どうもいまの日本は、不倫じゃなくても“隠れて恋愛する”おかしな国になりつつあるような気がしてならない。
9月16日は歌手・安室奈美恵氏の“デビュー33周年”そして“引退7周年”双方の記念日らしい。つまり、彼女はデビューと引退とを同一日に行っていたのだ。そして、引退の直前、マスコミ各社 続きを読む
占い師・細木数子の半生が“ダークヒーローの形”でドラマ化されるということで話題となっている。彼女の“後継者”であり“娘”でもある細木かおり氏が、母親の半生が「地獄に堕ちるわよ」とい 続きを読む
国際刑事裁判所(ICC)は今月23日に予定していたフィリピンのドゥテルテ前大統領(80歳)に対する「人道に対する罪」に対する裁判手続きを、弁護側からの申し出を受けて延期した。弁護側 続きを読む
現在「世界陸上」が行われているが、日本人選手の「予選敗退」が目につく。男子100mでは日本勢期待の桐生選手やサニーブラウン選手がいずれも予選敗退した。女子も同様で、日本女子の100 続きを読む
人には「好き」「嫌い」があるから、そして「支持」や「反感」の気持ちもあるから、それを個人的にどうこう言ったり、思ったり、支障ない程度に反対行動するのはかまわない。けれども、その“度 続きを読む
前回の総裁選の時にも“似たような感じ”はあった。けれども前回の時には、まだ石破氏と小泉氏と茂木氏の三人が“一応の幸運期”ではあった。そして高市氏の運勢があまり良くなかったので「果た 続きを読む
世の中には「心配性の人」や「用心深い人」が居て、前もってそんなことまで心配しなくても……と思うようなことを、やたら“手回し良く”行ってしまうタイプの人がいる。たとえば死ぬ前から墓石 続きを読む
ときどき思うのだ。どこかの新興企業が、わたしと提携して「AI波木星龍」を作ってくれないかなあと……。ヘンな詐欺動画とかではなくって、まともな“ロボットとしての波木星龍”がいい。そう 続きを読む
「水を得た魚」という表現があるが、人にはときどき“そういう表現”がピッタリに思えるような生き方の人たちがいる。元衆議院議員の豊田真由子氏が参政党の“政調会長補佐”に就任した。この人 続きを読む
「美しい景色」「美味しい食事」「親切な国民性」「医療の充実」……これらが意味しているものは何かといえば、富裕層のリタイア先だ。実際、それらに“税金の優遇”を早くから掲げたことで、観 続きを読む