親戚が集まった時、表立っては言えないけど、誰もが暗黙に頷き合うような“死”というのがある。この場合も、きっとそうだったに違いない。親戚たちは二度集まり、棺は二つ並べられていたからだ。そして誰もが神妙だった。こういう時、普通は一人くらい明るく振る舞う親戚がいるものだが、怖いのか誰もが無口だった。インドネシアのスラワエシ島トラジャでは、伝統的に葬儀場は高床式になっている。比較的大きく長めの棺は親戚の人達多数で担ぎ、街を練り歩きながら葬儀場まで運ばれていく。運ばれた長い棺は、高床式で華やかに飾られた葬儀室まで階段を上って安置される。ところが、この階段がなぜか途中で壊れたのだ。棺は宙に浮き、そして一人の人物を斜め上から直撃した。生前、その母親が誰よりも可愛がっていた息子目掛けてだった。辺りは騒然となった。その息子はすぐに病院へと救急搬送されたが息を引き取った。こうして、二つの棺が葬儀室に並べられる形となったのだ。今度は階段は崩れなかった。こういう時、物理的には階段が頑丈でなかったから壊れたとか、持ち上げ方に問題があったとか、理屈をつけるものだ。けれども、誰もがぽつりと「一番可愛がっていたからねえ」という。「あいつも誰より慕っていたからなあ」という。時々、理屈では割り切れない現象が起こる。多分、誰も“悪くない”のだ。夢の中で、すでに故人となっている人物が白装束や黒装束で現れ、本人に対して“行こう”と親し気に誘って来ても、決してその後をついて行ってはいけない、という。夢の中でついて行ったなら、必ず、現実の世界の中で「向こうの世界」に案内されてしまう出来事に遭遇するからだ。
そういう話は前からあったが、今回、ネットやマスコミで取り上げられているkanoさんの場合は、かなり本格的というか、親も“公認した形”のようだから、そういう点では或る意味では“難関を 続きを読む
9月16日は歌手・安室奈美恵氏の“デビュー33周年”そして“引退7周年”双方の記念日らしい。つまり、彼女はデビューと引退とを同一日に行っていたのだ。そして、引退の直前、マスコミ各社 続きを読む
占い師・細木数子の半生が“ダークヒーローの形”でドラマ化されるということで話題となっている。彼女の“後継者”であり“娘”でもある細木かおり氏が、母親の半生が「地獄に堕ちるわよ」とい 続きを読む
国際刑事裁判所(ICC)は今月23日に予定していたフィリピンのドゥテルテ前大統領(80歳)に対する「人道に対する罪」に対する裁判手続きを、弁護側からの申し出を受けて延期した。弁護側 続きを読む
現在「世界陸上」が行われているが、日本人選手の「予選敗退」が目につく。男子100mでは日本勢期待の桐生選手やサニーブラウン選手がいずれも予選敗退した。女子も同様で、日本女子の100 続きを読む
人には「好き」「嫌い」があるから、そして「支持」や「反感」の気持ちもあるから、それを個人的にどうこう言ったり、思ったり、支障ない程度に反対行動するのはかまわない。けれども、その“度 続きを読む
前回の総裁選の時にも“似たような感じ”はあった。けれども前回の時には、まだ石破氏と小泉氏と茂木氏の三人が“一応の幸運期”ではあった。そして高市氏の運勢があまり良くなかったので「果た 続きを読む
世の中には「心配性の人」や「用心深い人」が居て、前もってそんなことまで心配しなくても……と思うようなことを、やたら“手回し良く”行ってしまうタイプの人がいる。たとえば死ぬ前から墓石 続きを読む
ときどき思うのだ。どこかの新興企業が、わたしと提携して「AI波木星龍」を作ってくれないかなあと……。ヘンな詐欺動画とかではなくって、まともな“ロボットとしての波木星龍”がいい。そう 続きを読む
「水を得た魚」という表現があるが、人にはときどき“そういう表現”がピッタリに思えるような生き方の人たちがいる。元衆議院議員の豊田真由子氏が参政党の“政調会長補佐”に就任した。この人 続きを読む