アメリカの科学誌に“ストーカーのような論文”が公表された。一度、自分の方から振っておいたくせに、再び“よりを戻そう”と迫ってくる論文なのだ。つまり、天文学の研究者たちは2006年に「冥王星」を、それまでの“惑星”から“仲間はずれ”にした。寄ってたかって、冥王星に難癖をつけて、“惑星”の位置から引き摺り下ろしたのだ。それ以降、冥王星は“準惑星”の位置に甘んじることになった。けれども、心優しい占星家たちは冥王星を“準惑星”に降格しなかった。それまで通り“惑星”として優しく扱い続けてきた。ところが、このほどフィリップ・メッツガー氏をはじめとするアメリカの研究者たちが「やっぱり冥王星は“惑星”に加えておいても良かった」と言い出したのだ。彼らは2006年当時の「惑星の定義」そのものが有効ではなかったのではないか、といちゃもんを着けだした。冗談じゃない。あの時、われわれ冥王星と仲良くしてきた占星家たちはどれだけ哀しんだか…。夜も寝ないで昼寝して、嘘だ、そんなはずはない、冥王星だって仲間じゃないか、と叫び続けた。けれども、無情にも、天文学者たちはわれわれの“叫び”をあざ笑うかのように、冥王星を“準惑星”に降格してしまったのだ。だから、われわれは“非科学的な輩たち”という屈辱的な視線を浴びながら、必死に耐えて来たのだ。それなのに、今更「惑星に戻そう」なんて、どの面下げて言うのだ。ところで、実は私には、昔から気になっている法則がある。科学的なことに関心の強い方なら知っていると思うが「ボーデの法則」と呼ばれる“摩訶不思議な法則”だ。ここでは理論は飛ばす。要するに、太陽の周りをまわっている惑星たちには、一定の距離感ごとに“惑星が配置されている”という仮説だ。この法則では、実測値と理論上の予測値の“差”は微少で無視できる程度のものである。例えば、水星は実測値が0.39に対し予測値0.4、金星は0.72に対し0.7、地球は1.00に対し1.0、火星は1.52に対し1.6、小惑星セレスは2.77に対し2.8、木星は5.20に対し5.2、土星は9.55に対し10.0、天王星は19.2に対し19.6…となっている。但し、海王星と冥王星とには、この法則が当てはまらない。そこで、いつの間にか、この法則は「まやかし」とされてしまったのだ。だが、そうだろうか。もしかしたら、海王星は何かがあって“外れている”かもしれないのだ。そして、問題の冥王星は、この法則からすれば“惑星ではない”ということになる。誰か、この“謎”を解き明かしてくれないか。
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