一度の挫折や失敗で「自分は不運だ」と勘違いする人が多い。二度目の失敗で「もうダメだ」と自暴自棄になってしまう人も多い。その一方、何度失敗しても、不幸な出来事にあっても、徹底的に打ちのめされても、そこからふらふらと立ち上がって前に進もうとする人もいる。「幸運の女神」が思わず“根負け”して、エールを送りたくなるような人だ。昔から「幸運の女神」に“後ろ髪”はない、と言われる。つまり、出逢ったその時に捕まえなければ、通り過ぎた後で気付いて手を伸ばしても、後ろ髪がないので捕まえられないという例えだ。この部分は重要で、あまりに慎重すぎたり、気迷い多くて決断できない人は「幸運」を逃しやすいということである。「良い」と感じたなら、即行動するのが「幸運の女神」を射止めやすい人なのだ。もっとも「幸運」の“兆し”など全くないのに、自らの妄想だけで「疫病神」を「幸運の女神」と勘違いして追っかけていく人もいる。日頃から自分自身を客観的に“視る眼”を持っている人は、どういう時に“不運”となり、どういう時に“幸運”がやって来やすいか、経験的に把握していくもので、俗にいう「大人になる」ということは、そういう“眼”が養われた状態の人を言う。だから、どんなに齢をとっても「大人になれない」人はいる。昨日、各地で選挙が行われたが、その中で「幸運の女神」が“根負け”してエールを送ったのが、金沢市議として初当選した田中美絵子氏である。この人、十年前には「小沢ガールズ」と呼ばれる“国会議員”だった人だ。それが今回は“市議会議員”となった。けれども、正確に言えば今回が「初当選」なのだ。前回は「比例区」での“復活当選”という形で選挙そのもので勝利したわけではない。その後、2012年にも、2014年にも、2017年にも、それぞれ政党を変えたり、候補地を変えたり、形を変えて挑戦しているのだが、選挙に破れ続けてきた。そういう意味では「幸運の女神」から“見放され続けた”十年だったのだ。観方によっては“落ちぶれて”「国会」から「市議会」に辿り着き、やっと当選できた、と見ることも出来る。ただ今回は初めて「無所属」という形で、どこの看板も背負わずに当選できた。言ってみれば純粋な「田中美絵子票」によって当選できたのだ。そのことに価値がある。さらに、金沢市は彼女自身の故郷でもある。純粋に“自分が育った場所”の人達に支持されたのだ。実はこの人、社会人になってから大学に入りなおして本格的に政治の勉強を志した人である。官僚との“不倫疑惑”で主婦層から反感を買い、地獄へと突き落とされたのだが、まだ43歳、地元で成果を残して「国会」に戻っても遅くはない。今回は「幸運の女神」を真正面から捕まえた。丁度、幸運の惑星「木星」が彼女の出生時・太陽に“0度一体化”したときが投票日だった。
近年の韓国には“自己主張の強い人たち”が多い。いつの頃からか“協調性”というものを失い始めているような“危うさ”を感じる。昔、欧米系のニュースを観ていて「なんでも、すぐデモをする人 続きを読む
最初にお断りしておくが、プレゼントとかお年玉とか言っても、もちろん直接、差し上げるのではない。さらに「絶対に急騰する」という保証もしない。当然のことながら、投資は最終的には“自己責 続きを読む
奇妙なことに、年末が近づいてくると、人は「過去」を振り返る。それも去年とか一昨年の“身近な過去”ではなくて、ずっと遠い「子供時代の過去」についてだ。年末以外には“忘れている”のに、 続きを読む
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む
資生堂、コーセー、花王、ポーラ……と言えば、日本を代表する化粧品メーカーだ。これら企業は、中国をはじめとするアジア各国への輸出量が多く、広く“そのブランド名”が知れ渡っている。先進 続きを読む
人はときどき人生の途上で立ち止まる。「この道だけが自分の道なのか」と、立ち止まる。多くの人は、一時的に立ち止まるのだが……そのまま進んでいく。少数の人だけが、立ち止まった後「もう一 続きを読む