日本では「未確認の何かが飛行していた」というニュースもあるが、もっと現実的でありながら、ミステリー小説に出て来そうな話がイタリアから飛び込んできた。約23年前に盗難に遭っていた絵画が、その盗難に遭っていた美術館の秘められた“壁”の中から出て来たというのだ。しかも、その絵とは巨匠グスタフ・クリムトの作品で約73億円もの価値を持っているものであるという。私も「クリムトの絵」は好きなのだが、正直に言うと“盗まれていた作品”はそれほど好きではない。あまり“クリムトらしさ”が感じられないからだ。それでも、1917年に描かれた“女性の肖像画”であるのは間違いないらしい。盗難は、その80年後に起こっている。当時、美術館の警報器はなぜか作動しなかった。まるで透明人間がすたすた持ち去ったかのようであった。その後の捜査で、美術館の天井に額縁だけが残されていた。警察としては、天窓を使って「釣り糸のようなもので絵画を外し釣り上げた可能性がある」と推理するしかなかった。館内外の徹底的な捜索でも、それ以外の痕跡は残されていなかった。ところが、今月10日、美術館に雇われている庭師が、たまたま外壁を掃除しているときに、つたに覆われて壁の一部に“金属製の扉”があることを発見、念のため扉を開くと壁に埋め込まれるような形で、黒い袋に入った美術品が出て来たというのだ。それこそまさに額縁を失くしたクリムトの作品だった。ただ黒い袋に入っていたとはいうものの20年以上そこに放置されたままであったように見えないと専門家は言っている。考えられるのは、クリムトの愛好家が盗み出し、自宅に飾っておいたのだが、その人物が死去して、その“秘密”を知っていた人物が届けに来た…というのはどうだろう。まともな形で届けることは出来ないので、外壁に隠れるような形にして去っていったという物語だ。いずれは、誰かが発見する。クリムトの絵画にとっても、それが一番心地良い場所に違いない。彼は、売ることも出来たのだが、そうはしなかった。こうして“女性の肖像画”は元いた部屋に再び飾られることになる⁉
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