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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


トイレは「出産の場所」でもないので…


最近「トイレ」の活用法が一部で騒がれているが、やはり「トイレ」を“出産の場所”として利用することは、ちょっとまずいような気がする。それにしても、神戸地裁で「住所不定」として法廷に立った26歳の女は今年3月31日の未明、飲食店のトイレ内で出産のため“いきんで”いた。多分「住所不定」なので、産む場所が見つからなかったのだろう。それにしても、単独での出産は大変だったはずである。最近は“自宅出産”を選択する人もいるが、そういう女性の“逞しさ”に驚いてしまう。やはり、女性は男性よりも、究極的には“強い生き物”のような気がする。私など、怖くてとても“へその緒”を切れない気がする。昨日、神戸地裁が下した判決では、懲役1年6カ月、執行猶予3年という刑期だ。これが妥当なのかどうかは私には解からない。私がいちばん気になったのは、その犯行動機で「妊娠・出産を親に知られると叱られると思って怖かった」という部分だ。この人は、26歳になっての出産なのだが、まったくと言ってよいほど“自分が親だ”という自覚が乏しかったと見える。そうでなければ「親に叱られる」という言葉は出てこない。実際に自覚が乏しかったから、出産した児をそのまま飲食店のトイレに放置できたのだ。同時に、この人にとっては“子供を棄てる”行為よりも、自分の親に“妊娠・出産したこと”を知られることの方が、恐怖だったに違いない。もしかすると、それなりに“厳格な家庭”だったのかもしれない。結局、犯罪者となって、おそらく実家に戻る形となって、再出発をしなければならないのではないか。「住所不定」では、裁判所も釈放することが出来ないからだ。時々「親に迷惑を掛けたくない」とか「親を心配させたくない」とか言って、犯罪を犯すような人達がいる。その方がはるかに、親に迷惑が掛かるのだが、そこまでは考えないのか、心もとない“シングルマザー”の誕生ではある。本人は反省し「罪を償い、ちゃんとした親になる」と誓ってはいる。やっぱり、ちょっと危なっかしいので、しばらくは親元で“叱られても”一緒に子育てをする方が良いような…。
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