私は以前から「世の中の平等」をうたう一部の団体が、ちょっとした言葉や行動にも“過敏”に反応し、すぐに「差別」であるとか「蔑視」であるとか批判し過ぎることに疑問を持っている。人間にはさまざまな観方や捉え方があって、むしろ“一方向”ばかりの観方や捉え方を押し付けることの方が“非人間的”に思える。われわれはコンピューターではなく、あくまでも人間である。それぞれの人間には、それぞれの育った環境や社会から生じた“異なった価値観”“異なった感想”というものがある。その方が自然であり、それを無理に“一方的観方”として強要しようとするのは問題がある。東京五輪の森喜朗会長が窮地に立っている。彼はJOC評議委員会の席上で「女性が沢山入っている理事会というのは時間が掛かります」と述べたという。ごく普通の一般論として、ご自身の感想を述べたに過ぎない。これのどこが「女性蔑視」なのだろう。もしも、これに続いて「だから女性は加えるべきではない」とか「短時間で済ませたかったら女性は減らした方が良い」とか、そういうことを言ったのなら批判しても良い。けれども、彼はただ単に過去の経験としての“実感”を述べたもので、しかも、それは特別に的外れなものではない。女性が男性よりも、一つのものを選択しようとするとき、時間を掛けがちなのは誰もが感じている事実ではないか。そんなことは誰だって経験している。それを口にすることが「蔑視」だなどと決めつけるのは、あまりにも“過剰反応”過ぎる。大体、日頃、差別意識の強い人ほど「平等」「平等」と騒ぎ立てる。人種問題でも、宗教問題でも、性差問題でも、貧困問題でもそうであるが、本来、差別意識の乏しい人は、特別に騒いだりせず、元々差別などしないものである。あれこれ騒ぎ立てるということは、それだけ、その人自身の中に“差別意識”が存在しているからではないだろうか。もちろん、森会長というのが、これまで比較的“問題発言”を繰り返して来ていることは事実で、それゆえの反応であるのかもしれない。けれども、それならなおのこと、それ自体が差別であり、平等さを欠いた行為と言わなければならない。NYタイムスだけでなく、一部マスコミ人にも、そういう発言の目立つ人が居る。差別問題を発言するなら、まずは自分自身が日頃から周囲の人すべてを“平等に扱っているか”考えたうえで発言すべきである。
料理研究家の園山真希絵氏と作詞作曲家のTAKESHI氏とが「結婚」を公表した。実際には昨年の3月15日に入籍していたという。そして同時に「別居婚」であることをも公表している。お二人 続きを読む
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む
自民党総裁に就任したばかりだが、早くも高市早苗氏が苦境に追い込まれている。その一つは連立を組んできた公明党が“離脱する”可能性が出て来たことだ。元々公明党というのは、良くも悪くも「 続きを読む
わたしは今年8月14日に《「ダウ」&「日経」共に“4万円台”シーソーゲーム⁉》というタイトルでコラムを書いた。その当時はアメリカ「ダウ」の株価に引っ張られる形で「日経平均」の株価も 続きを読む
自民党の総裁選は大方の予想を裏切って高市早苗氏が予選でも決戦でも“堂々の一位”で“女性初の新総裁”となった。おそらく15日に首相となる。「日本」に女性の首相が誕生するとは、時代も変 続きを読む