われわれの日常における“情報源”が、新聞やTV等から徐々に“インターネット”に切り替えられつつある。ところが、その情報源としての“ネット”は今一つ信頼性に乏しい。大事な情報ほど信頼性に乏しい。或いは“作為的な部分”が多い。どうでもいいようなニュースは、何度も繰り返すのに、肝心なニュースはあっという間に消えていく。元々が自分たちが取材したことではなくて、何らかの報道機関から“流れて来た”ものを貼り付ける形だからであろうか。仮にそうであったとしても、一度は“内容を精査する”のが、少なくとも“情報を流す立場”の最低限のルールだと思うのだが…。最近、よく目にするのは芸能人の夫婦や家族の“仲睦まじい写真”などを流すものである。別に“仲睦まじい写真”を流して悪いというのではない。“夫婦”や“家族”が、仲良くあるのは、それはそれで良いことだ。けれども、それは「ニュース」だろうか。子供と一緒に“顔見せ”している写真がニュースなのだろうか。或いは夫婦で一緒に“笑顔を見せる”ことがニュースなのだろうか。或いは女優や、モデルや、アイドルが、普段とは違ったファッションをして見せていることが、或るいはメイクをしたということが、ニュースと言えるのだろうか。別に“事件”や“事故”や“社会的出来事”だけを取り上げろ、というつもりはない。芸能界とか、スポーツ界とか、政界とか、経済界とかの“ちょっとした出来事”も、それなりの“清涼剤”となることもある。微笑ましく思うこともある。けれども、毎日、同じような人ばかり、追っかけのように追加していくネットニュースには、採り上げる個人の“好み”や“趣味”まで加わっているかのような「ニュース」まで入り込んでいる。くだらなくても面白いとか、それなりに感心させられるとか、豆知識を得られるようなものなら、良いと思うが、タイトルと中身が違う記事とか、表現オーバー過ぎるもの、ネット情報にしては古すぎるものとかが、選別なく平然と発信される。あれは何とかならないのか。時として「広告枠」的な“TV番組”の宣伝や、映画やコンサートやイベントに関しての情報は掲載して当然だと思うが、同じものばかりを取り上げず、もう少し幅広く情報を拾って来てほしい。少なくとも日本のネット情報は、掲載に値するものであることを願っている。
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