台湾のメディアが興味深い記事を載せている。先日「正式離婚」が公表された元卓球選手の福原愛氏に関してである。彼女の「離婚」は台湾の夫側と同時に公表され、事実上、弁護士による“声明文”となっていた。そして、その最後には台湾のマスコミに対して「今後、悪意を持って捏造した報道には法的措置を取る」と記されていたのだ。もちろん、本人の姿はそこになく、実母の帰国時にも、子供たちの誕生日にも、一度も台湾に帰っていない。それでいながら「子供は共同親権」とすることで“円満解決”した形をとった。それはあまりにも「身勝手ではないか」というのが台湾メディアの主張だ。さらに私が注目したのは、そのあとの一行だ。「日本には謝り、中国には感謝し、台湾には警告した」それが許せない、というのだ。もちろん、これには事情がある。日本では多く、台湾の“家族事情”というものが取り上げられ、未だに“目上絶対主義”的な風潮が報道された。家庭内における“男尊女卑”的傾向も、改めて指摘された。その結果「モラハラ夫」という印象が日本人的にはしてしまうのだ。したがって、日本では福原愛氏の“不倫疑惑”よりも、“モラハラによる家庭崩壊”の方が先んじていると受け止められている。したがって、擁護するわけではないが批難は少ない。また中国においては、元々“台湾に嫁いだ”こと自体を好ましく思っていない風潮があった。一時的に中国本土で暮らしたこともある福原氏は中国語も話し、可愛いということで人気があった。それが“離婚騒動”が表面化したことで「中国に戻っておいで…」的なニュアンスで彼女への“応援メッセージ”が多かったのだ。だから彼女は、それに対しての“感謝”を自分の言葉で発信していた。日本人に謝ったのは「東京オリンピック」においての“卓球解説”が内定していた関係で、今回の騒動により多方面に迷惑をかけることになり、何よりもそれに対しても謝罪であった。もっとも、台湾メディアにすれば、これまで“仲良し夫婦”の象徴としてさまざまなTV番組やCMに出演していただけに「台湾」そのものを“裏切った”印象が強いのかもしれない。今後の福原氏が日本に残るのか、中国本土にわたるのか明らかではないが、少なくとも子供のいる「台湾」には簡単に出掛けられそうもない。
最近、注目されてきた仕事の一つが「退職代行サービス」という分野だ。要するに入社した会社を辞めたくなった時、自分の代わりに“退職手続き”を行ってくれるサービスのことだ。特に勤めて間も 続きを読む
オレンジの価格が高騰し、その結果「オレンジジュース」が相次いで販売休止に陥っているらしい。販売休止にしていないメーカーは、これまで410円で販売していた「オレンジジュース」を4月か 続きを読む
人はなぜ歴史を学ぶのかというと「いまを生きるための知恵」を過去の出来事から学び取るためだ。そういう意味で、ここ数年というのは、もっとも歴史から学ぶべき部分が多い時代に差し掛かってい 続きを読む
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む