「文學界新人賞」の公式サイトに載せられている選考委員たちの言葉がSNS上で話題になっているそうだ。いずれも現役の人気作家たちが選考委員となっているだけに、新しい才能を待ち望む気持ちが表現されている。それぞれ本文はもっと長いが一部のみ載せる。青山七重氏は「あらゆる可能性をかいくぐったタフな小説を読ませてほしい」阿部和重氏は「独自性や新奇性や革新性を歓迎します」中村文則氏は「あなたの文学を全力で小説に込めればいい」村田沙耶香氏は「同じ書く生きものとして未知の小説を楽しみにしています」そして金原ひとみ氏は「何でもいいよ!小説が書けたら送ってみて!」という感じである。ちなみに、金原氏の文だけはまったく略していない。この金原氏の“応募歓迎の一言”が「シンプルでいい」と、特に注目されたようだ。彼女は多分、意識して「小説家」を目指して書くというより、何気なく“書けてしまった”的な小説の方が気負いがなくて好いと感じているからかもしれない。実際、小説家には意識して“その道”を目指した人も多いが、或る種の偶然から書いたものがきっかけで“プロ作家”となっていった人も多い。同じようなことは「占い師」にも言えて、私のように幼少期から「占い師」を目指した人もいるにはいるが、比率的には少ない。人生の途上で何らかの出来事が起こって、それがきっかけで「占い」に手繰り寄せられていった人たちが多い。小説家と共通するのは、比較的“自由が利く”職業である、という点だ。したがって、副業・兼業の形で「占い師」を行っている人は多い。実際、小説家も占い師も“職業の安定性”という部分では、きわめて低い。つまり、将来に対しての“保証”というものがまったくない。昔と違って、現代においては“さまざまな職業”で同じことがいえるが、組織的な仕事よりも単独で行う仕事の方が、その“不安定さ”は強い。もっとも、その分“自由”と“気侭さ”が許されてもいるわけで、だから会社組織の中で「合わない」と感じ、日頃から“自由”を求めている人にはうってつけの職業だとは言えるだろう。
ある程度の年代以降の方達なら、だれもが「ニューカレドニア」と聴いて「天国にいちばん近い島」というキャッチフレーズを想い出す。奇妙なほど、この島の名前は“そういうイメージ”が浮かびや 続きを読む
多分、ほとんどの人はその位置を知らない。今回、現役の首相が銃撃を受けたスロバキアという国の位置だ。何となく欧州にあるのは解かっていたりする。だが、その的確な場所は解からない。解かり 続きを読む
世の中いろいろ珍しい人は居て、たいていのことには驚かないが、そういう私でも“おったまげてしまう”のがアメリカのインフルエンサーとして活躍している63歳のシェリル氏だ。460万人とい 続きを読む
日本の場合、その仕事量に見合った収入を得ていない分野が多いが、特に感じるのは“小中学校の教員たち”だ。5月に入って「5月病」と呼ばれる“新人さんたち”が増えていく時期だが、中でも教 続きを読む
いま「戦争」と言ったら、どの戦争を思い浮かべるだろうか。「ロシア×ウクライナ戦争」を思い浮かべる人は意外に少ないかもしれない。「イスラエル×ハマス戦争」の方が何かと目立っているから 続きを読む
発売間もないのに、あっという間に12万部が売れ、まだまだ売れそうだという本がある。87歳で現役ディトレーダーである“シゲルさん”の人生を振り返りながらの“投資の「教え」が書かれた本 続きを読む
今年前半の倒産件数で急増している業種が「美容室」と「ステーキ屋」だ。それもフランチャイズ店とかではなく、大きく名の知れたところではなく、どちらかと言えば街角などで“こじんまり営業し 続きを読む
日本の製造業の多くは“輸出企業”である。したがって多くの輸出企業にとって「円安」はプラスに作用する。但し、暮しに直結するガソリン・電気・ガスなどエネルギーや食品類には輸入品が多い。 続きを読む
世の中に「離婚」が多くなって、その結果として“子供の親権争い”も多くなってきた。昔と違って、仕事をしながら育児もこなす暮らし方が可能になりつつあり、収入面でも男女差が縮まりつつある 続きを読む
偶然なのだろうが、この春のTVドラマで登場人物たちが“記憶を失う”というシーンが続出しているようだ。なんと全部で5人も居るというのだ。ちょっと多すぎないか。どうして、こういうことに 続きを読む