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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「因縁渦巻く」としか言いようのない女の闘い


私たちは普段「因縁」などというものから距離を置いて暮らしている。けれども、そういうものが何となく“存在”していることは多くの人が認めている。文字通り、それを感じさせる“女同士の闘い”が繰り広げられているのが北海道11区の選挙戦だ。北海道のど真ん中に位置する選挙区には、ふたりの女性候補が立っている。その一人は立憲民主党から出ている石川かおり氏(37歳)であり、もう一人は自由民主党から出ている中川郁子氏(62歳)である。その二人が「一つの座席」を争っている。実は、この石川氏の方は元々“夫が議員”だったのだが“金銭トラブル”から議員資格を失い、中川氏の方も元々“夫が議員(元大臣)”だったのだが“急死”して、共に“夫の身代わり”からスタートしている政治家なのだ。ところが通常“夫の身代わり”などというと、名前だけになりそうなものだが、二人とも今や“一流の女性政治家”に変わりつつある。実は石川氏の方は元々がBS放送のアナウンサーで“喋りのプロ”だった。したがって即興で立ったのに立派に議員を果たしている。夫の知裕氏は、元々小沢一郎氏の秘書をしていた過去が金銭疑惑に巻き込まれる発端となった。本人の金銭疑惑ではないのだ。一方の中川氏も夫が急死しての選挙戦では真冬の北海道の雪道に土下座しながら選挙戦を戦った。夫の昭一氏は政治家としては優れていたが、アル中気味で失態が多く大バッシングを受けて大臣の椅子を失った。そしてその直後に急死した。郁子氏は気丈にも、そういう中で跡を継ぎ、当選して比較的すぐ要職に就いたのだが“路上不倫キス写真”を掲載され、一気に信頼を失った過去がある。この二人に妙な形で関わっているのが「新党大地」代表の鈴木宗男氏である。今回の選挙では“中川氏側”に附いて応援している。元々この鈴木宗男氏は、中川郁子氏の義父に当たる“57歳で自殺した中川一郎氏”の秘書をしていた人物だ。中川一郎氏も、その息子であった中川昭一氏も、共に“将来の総理候補”と期待されていた人物である。ところが秘書だった鈴木宗男氏は、或る日、反乱を起こして自らが立候補した。中川氏の自殺は「そのことも関係している」という説もある。そういうややこしい事情もあって、鈴木氏は一時は“石川氏側”に附いたりもした。今回は秘書時代を想い出したのか“中川氏側”に附いている。こうして、なにがなんだかわからない感じで「因縁の闘い」が繰り広げられているのだ。自殺した故・中川一郎氏は「あの世」から、郁子氏を応援する鈴木氏を許すのだろうか。
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