「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


美味しさは「ロボット」気配りは「人」の店⁉


タイなど海外の飲食店で最近よく見掛けるのは「ロボット」による接客サービスだ。ホテルなどでも“接客サービス”の合理化を図って、フロントにロボットしかいない「変なホテル」などが展開されている。けれども、それらの評判は必ずしも良いとは言えない。一つには、ロボットだから当然なのだが融通が利かないのだ。また無機質で“癒しの宿”とはなれない。したがって、多少、高くついても“笑顔で接客してくれる”ホテルや、さまざまな悩みや問題にも“機転を利かせてくれる”ホテルを選択しようとする人は多い。つまり、ロボットは“接客サービス”にはあまり向いていないのだ。その一方で、あたりまえの話だが、疲れ知らずで、不平を言うこともなく、正確・精密で、その点では人間よりもはるかに信頼できる。このロボットと人間の両方“優れた部分”を併せ持つと「最強」になれる。そこで先月、東京品川区の五反田駅前に登場したのが「いろり庵きらくそば」という店だ。この店のどこにも「ロボット店」とは記載していない。だから、最初から最後までロボットが調理しているとは知らない客も多い。けれども、その味に惹かれてやってくる常連が多いのだ。とにかく店に調理人は一人もいない。但し、客の応対や接客などは「人」が行う。タイとは“真逆”の商法だ。だから、もちろんトラブルもない。どんなに忙しくても、超過労働になっても問題はない。それに何よりも“味が均一”で時間も早く、量も正確で感染症の心配もない。駅でそばを食べようという人達は時間に追われている場合が多い。だから、すぐに出来てくるこの店は貴重なのだ。しかも安い。丁寧な接客を受けて、料金も安いのだ。これほど素晴らしい店はない。JR東日本の子会社(⁉)が運営しているらしいが、これは流行る。間違いなく全国を制覇する。何しろ人件費が全く違う。ロボット君は最初こそかかるが、その後はずぅーと働き続ける。その技術はピカ一なのに、決して給料を上げてくれとは言わないのだ。この商法全体を海外に輸出すれば、間違いなく大成功する。いまのところは「そば」だが、世界に飛躍するには「すし」「天ぷら」「ラーメン」も必要だろう。いっそのこと、イタリアンとか中華料理とかトルコ料理とか、なんでもOKにしてしまえば……ロボットピザ職人の方が腕がイイに決まってる⁉
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言