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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


地震予知、深海魚が出現、昼コウモリが飛ぶ⁉


大きな地震が起きるたび、必ず登場するのが、その予知に関する“さまざまな仮説”だ。今回の中国四川省チベット族自治州で起こったM6.8の地震では既に46名の死亡が伝えられている。この数はまだまだ増えるかもしれない。地震が起きたのは9月5日だが、実はその前日、震源地に近い綿竹市では大量のコウモリが目撃されている。その映像をみると、一定方向に飛んでいるのではなく、やみくもに飛び出してきた、というような感じで空を舞っている。文字通り大量で、本来明るい場所は嫌うのがコウモリの生態だが、夕方であるのに本来の居場所を追い立てられたかのようである。そこで中国のSNSでは4日のコウモリの大量発生は“地震の前兆”だったのではないか、という説が飛び交っているのだ。実は古典的な仮説のなかに、大地震の前には「コウモリが昼間に飛翔する」という説が含まれている。その他には深海ザメの一種であるメガマウスが出現するという説がある。またヒキガエルが鳴かなくなること、トンボの大群が出現する、ネズミが異様に走り回る、イタチが穴の中から出て来る、ネコが消える……などといった話しが“前兆”として語り継がれている。日本の場合はこれに加えて「地震雲」が“前兆現象”として信じられている。地震雲というのは、或る種、天空上に亀裂が走ったように出現する雲のことで、さまざまな大地震の前に観察・撮影されている。もちろん、念のため言えばこれらは科学者たちが認めている予知法ではない。地震学者たちも、それなりの科学的なアプローチを試みているが、残念ながら“大きな成果”を得られないでいる。おそらく現実的な予知法としては、学者たちの“あやふやな説”より、地震雲や動物現象の方がはるかに信じられる。そういえば“ナマズ”による予知法もあったような気がするが、これは一般家庭でナマズを飼えるわけがないから、役立たない。昔の家屋は木造でネズミがはびこっていたから、解りやすかったかもしれないが、現代でも使えそうなのは「地震雲」と「コウモリの飛翔」くらいかもしれない。
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