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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「私生活」を“守る権利”と“伝える権利”の攻防


元槻坂46で現女優の今泉佑唯氏が「芸能界引退」を発表した。その内容によると、芸能人でいる限り、つねに“メディアにストーカーされる”ことの恐怖から“引退”のようだ。要するに「プライベートは晒したくない」ということのようだ。最近、似たような理由から“引退”をしていく人たちが多い。この人の場合は、これまでにも“休業”と“復活”を繰り返してきているような点もあるので、完全“引退”なのかは微妙としか言いようがない。現代は芸能人だけでなく、予期せぬ形で「プライベートが晒されてしまう」ケースは少なくない。SNSの発達と普及は、プライベートを“秘める”ことの難しさを感じさせるようになった。特に有名人で“目立ちやすい人”の場合、マスコミばかりではなく、一般の人たちからもストーカー的に付け回されることが多い。極端なことを言えば、それが嫌なら“辞めるしかない”ということになる。通常、こういう場合は所属事務所側が守ってくれるものだが、今泉氏の場合、現在はフリーランスとなっていて、防御してくれる人たちがいない。元々は大手事務所に属していたようだが、昨年からフリーランスになっている。そうであれば“弁護士に相談する手”というのがあったと思うのだが、この人の場合は“警察に相談した”ようだ。基本的に事件性がなければ、警察は動かない。だから仮に辞めても、メディアに晒される可能性はある。弁護士や探偵社を使って、相手側との“交渉の場”を持つようにすれば「辞める」という選択肢だけではなかったような気がするのだが……。彼女の場合「マスコミから我が児を守りたい」という気持ちが強いようだが、彼女の生年月日から観る四柱命式では「梟神(偏印)」の働きが強く“子供で苦労する生れ”となっている。さらに月干「劫財」で“予期せぬトラブルに巻込まれやすい”生れなのだ。したがって「スクープはわたしの宣伝材料」くらいに開き直ることができれば、より女優としても“大きく開花できる”と思うのだが、果たして“派手な世界”で生きてきた彼女は、地味な“普通の社会”に馴染んでひっそりと生きていくことができるであろうか。
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