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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「信念なき政治家」は、さっさと除名すべき⁉


むかしから「人騒がせな人」はどこにでもいるが、そういう“支離滅裂なタイプ”を政治に担ぎ出した政党にも多少の責任がある。ガーシー議員のことだ。日本に帰国すると言ったり、帰国しないと言ったり、二転三転して判然としない。大体、政治家というのは、何がいちばん大切かというと“岩をも崩す信念”だ。古今東西の“立派な政治家”というのは、そういう部分においては共通している。もちろん、その信念は時として“間違っている”こともある。その信念と決断が“戦争への道”を突き進むこともあるからだ。だから、つねにその判断が“正しい”とも言えないし、成功を招くとも限らない。けれども、とりあえず“国民の生命と財産を背負う”政治家というのは、正しいと信じた道を突き進んでいく“信念”を持っていなければならない。そういう意味で、ガーシー議員というのは他人に対してとやかく“爆弾発言”をしてきた割には、こと自分の出処進退に関しては“揺れ動き過ぎ”で“我が信念”というものが感じられない。数日前までは「ドバイから帰国して陳謝する」と言っていたように思うのだが、昨日あたりのインタビューでは「まずトルコに行って救助活動をし、その状態いかんで帰国を考える…」と、わけのわからない答えになっている。出国しても、すぐ帰国するのではなく、まず、トルコに立ち寄ってボランティアをし、その状態いかんで帰国するかどうか判断する……ということらしい。自分の職業的行動よりも“ボランティアの方が優先”と言わんばかりである。ボランティアというのは、自分の仕事に余裕があれば行うのは良いことだが、自分の仕事も果たしていない状態で、まずはボランティアと考えること自体がおかしい。大体、これまでは常に“上から目線”でモノを言っていたのに“国会の懲罰”が下されたら、急に弱気になった。大体、国会の前に、日本の警視庁からの“呼び出し”が掛かっている。もしかしたら、帰国して即そのまま“逮捕される”可能性だってある。いろいろな意味で“興味深い人物”ではあるが、なんとなく私には「犬の遠吠え」のように激しく吠えても、いざ本番となると逃げ出してしまいそうな“信念のなさ”を感じて仕方がないのだ。何度も言うが、正しいとか正しくないとかの前に政治家は“信念の人”でなければならない。そうでなければ国民をリードすることなど出来ないからだ。信念の政治家の中には“凶弾に倒れた”政治家も多い。それでも、みずからの信念を貫くのが“政治家の資質”なのだ。
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