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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


辻仁成&渡辺謙「白馬にのった王子様」は幻⁉


女優・南果歩氏のインタビュー記事を読んだ。その中で一番印象に残ったのは、彼女が「白馬にのった王子様なんて幻です」と言い切っていたことだ。この言葉は「南果歩」が言えば“重みをもつ言葉”となる。なぜなら、彼女はミュージシャンで芥川賞作家でもあった辻仁成氏を最初の夫とし、ハリウッドで活躍した世界的俳優である渡辺謙氏を二番目の夫としているからである。一般的に言えば、そのどちらもが“白馬にのった王子様”のような印象を受ける方達だからである。けれども、彼らの“妻”であった彼女は「王子様なんて幻」と言い切っている。辻氏との結婚生活は約5年間、渡辺氏との結婚生活は約13年間にも及ぶ。つまり、すぐに別れたわけではなく、十分に“二人だけの長い時間”を過ごして後、離婚しているのだ。だからこそ、彼女の言葉は重いのだ。しかも、初婚の夫も、再婚した夫も、共に才能ある外貌的にも恵まれた有名人ではあるが、タイプ的にはまったく違う。そのことも、彼女の言葉に真実味を持たせている。王子様は幻なのだ。しかも、彼女はただ単に“お姫様”に憧れていたわけではない。自分自身も映画の“ヒロイン募集”に応募して2200名の中から択ばれて“主役デビュー”を大学生の時に勝ち取ったシンデレラストーリーの持ち主なのだ。ただ人生とはよくしたもので、良いことばかりが続くわけではない。二度の離婚という“苦い経験”だけでなく、乳がんとの闘い、重度うつ病の克服、そして“在日コリアン三世”という負担と十字架を抱えながら生きてきた。そういうさまざまな体験の中で「幸せはみずから掴み取るもの」という考えに変っていったという。だから見染められ“与えられる”だけの形になってしまう「白馬にのった王子様は幻」なのだ。自らが掴み取りに行った“王子様”でなければ、どんなに世界的な活躍をする男性であっても、自分にとって王子様とはならない。もしも彼女が“三度目の結婚”をすることがあれば、それは誰もが驚くような“どこにでもいる男性”となるに違いない。
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