「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


AIって「世話好きな親戚のおばさん」に似ている


最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとする。それは“ありがたい”のだが、ずかずか人の気持ちも考えず“わたし個人の領域内”にまで踏み込んでくる部分は、やや迷惑に思える時もあった。そう、それと同じようなことを、行なうものが出来始めている。いわゆる昨今の“AIを内蔵した”製品群だ。パソコンとか、スマホとか、TVとか、その種のモノはいま別に自分が“それ”を取り入れようとしていなくても、昔の親戚の世話好きおばさんのように、わたしの暮らしの中にあれこれ干渉してくる。たとえばパソコンで“ちょっとした事柄”をネット検索する。一度ではすぐ見つからないようなときには何度も“似た用語を組み合わせ”ネット検索をする。そうするとすぐに「AI」は反応し始める。まるで親戚の世話好きおばさんのように“あれこれ”わたしに、それに関連した情報や画像を教えようとする。特に「買い物」に関しては、異様なほど“AIおばさん”は張り切っていて、あれこれと似た商品とか、新しい商品とか、安くなっている物とか、その品物の関係先とか、それを購入した人たちが購入した“別のもの”とか、とにかく昔の“今はもう興味の無いもの”まで、ありとあらゆる関係先を紹介して来たりする。もちろん、最初に“それ”をネット検索したのはわたし自身なのだから、それを基準として、あれこれ紹介してくれるのは、ありがたいと言えばありがたいが、時としては“ありがた迷惑”な場合もある。これからの若い人たちは、今後、ずっと、こういうもの(AI機能)と嫌でも付き合っていかなければならないわけで、ひょっとすると、いまの親戚のおばさんたちは、昔のように“世話好き”ではなくなったのかもしれないが、でも、その代わりのように“AIおばさん”たちがわんさと出て来て、若い人たちの暮らしを常に“あれこれ”と干渉し、嫌がっても世話をし続けて、もしかすると案外早い段階で“AIおばさん”たちを嫌って、結局、AIは人類にとって“理想的なヒューマノイド”と思えたが、そういうふうに考えた時代は、あっという間に過ぎ去って、だれもが“AIを使わない”時代が、早々にやって来るのかもしれない。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言