近年「LGBT(性的少数者)」に対しての認識と理解は急速に進んでいる。そのため公的な機関でも、それに対しての専門的対応が求められ始めたのは言うまでもない。以前なら公的な機関では、ろくに相手にもしてもらえなかった彼ら・彼女らが、或る意味では“貴重なお客様”として扱われるように変わりつつある。ただ実際には、そのための“特別枠”はまだまだぎこちない。そこで、ということか兵庫県の明石市ではLGBTに対しての施策を専門に担当する職員を公募することになった。これは地方のニュースで報道されたに過ぎなかったのだが、意外なほどの大きな反響を呼び、全国から応募者が殺到しているらしい。もちろん、採用されれば5年の任期付きだが市職員としての待遇になる。それはそうなのだが、何しろ募集枠は2人なのだ。まあ妥当な人数ではある。その採用枠に対して今現在で99人の応募が関東や九州なども含めて来ているらしい。明石市に転居する覚悟なのだろうか。実は、この公募には条件が付いている。つまり「専門的な知識や経験の持ち主であること」という部分だ。専門的な知識はともかく、専門的な経験ということは、当然のことながら採用される人物もLGBTの性的少数者であるということになる。逆に、それだからこそ99人もが応募している可能性もある。つまり、そういう人達は“通常の就職先”がなかなか得られにくいからだ。或いは得られても、不当に扱われるなど困難に遭遇している場合も多い。例えば男性でトランスジェンダーの場合、日本では“ニューハーフの店”であれば就職は簡単なのだが、必ずしも“水商売”を志向しない人もいる。そういう人の就職先は極端に乏しいのが現状だ。それだからこそ明石市としては、それらに対しての施策などを担当する専門部署を設けたわけだ。本当は全国にあるべきだが、今のところ対応できていないのが実情かも知れない。その結果として、全国から応募が殺到したのだと思われる。イスラム教国では法律的に“裁かれる”場合も多いLGBTだが、少なくとも日本は“法律的に救われる”方向に向かって徐々に動き出している。
人生というのは、どこでどうなるか、まったくわからない。令和の“若い人達”は、簡単に“自分の将来”をAI予測したりするが、人生だけは“予測通りにはいかない”のが常なのだ。わたしなどに 続きを読む
社民党の副党首である大椿ゆうこ氏に対しSNSで“殺害予告”があったとして、昨日、緊急記者会見が行われた。最近、こういった感じの騒動が多く、過激発言をする政治家には“危険”が伴うよう 続きを読む
文学賞として権威ある「芥川賞」と「直木賞」の選考会が行われ、今回は双方の賞共に「受賞該当作なし」と決まった。それぞれの賞に対する選考会は、午後4時から同時に始まったが、芥川賞の方が 続きを読む
昨年の調査で日本人女性と韓国人男性との“結婚”が急増し始めていることが明らかになったという。全婚姻数の内の10%を占めるまでになって来ているというのだ。前年比との比較でも40%増だ 続きを読む
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む