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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「出産」と違い「女性政治家」の育成は難しい


私には以前から、不思議でならないことがある。女性の政治家を“もっと増やすべき”という世界的な風潮である。どうしてなのだろう。もちろん女性目線の政治は絶対に必要だ。だから、女性の政治家がたくさん出現してくることは良いことだ。そのことには異論はない。ただ「世界」と比べて「日本」に女性政治家が少ないからと言って、それを無理やり増やそうとするのは良いことなのだろうか。現在の参院選挙も、女性候補が過去最多となる181人が立候補した。そのこと自体は喜ばしいが、何となく政治など興味がない人にも“数合わせ”的に立候補させている政党がありそうで、その部分に疑問を持つ。確かに「日本」は女性政治家が少ないが、同時に“女性起業家”も少ない。これは社会的な制度というよりも、日本女性の性質や素質や行動力も、多少、関係しているよう私には思われる。そして、それは必ずしも、悪いことではない。元々男女では肉体が異なり「陰陽の原理」からすれば、政治というのは「陽の世界」の典型なのだ。だから男性の方が比率的に多くなるのは当然のことなのである。女性は“秘書”とか“マネージャー”とか「陰で支える仕事」の方が原理的に合っている。特に、日本女性の場合、細やかな配慮とか、サービスとか、気配りに向いているので、その種の業務に無くてはならない。「政治」のような“表舞台”は、それに相応しい人物が行えばよい。欧米女性などは、どちらかというと“細かな配慮やサービス”には欠ける部分があるので、そういう人は「政治」のような表舞台で活躍すれば良い。要するに、それぞれ“向き”“不向き”があるのだから、ムリに「育成」すべきものではないよう私には思える。京都で、東京以外では初めてとなる「パリテ・アカデミー」が開催される。これは2泊3日の泊まり込みで“政治を目指す女性を育成する”実践講座らしい。5万円の参加費が必要というのだが、元々政治に興味を持つような人は、こういう育成型の講座には参加しないだろう。技術者の養成とは違うのだから、教えられて身に付けるようでは“政治向き”ではない。やはり、自分の中で止むに止まれぬような情熱があって、目的があって“政治世界”に飛び込む。そういう女性こそ、黙っていても活躍できる政治家になっていくのではないだろうか。
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