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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「3人の命で蘇る⁉」脳出血の38歳「脳死女優」


4月4日に演劇の練習中、突如倒れて救急搬送された韓国の女優チュ・ソンオク氏(38歳)は、その5日後になっても意識が戻らず脳出血による「脳死」と判定された。家族は本人が生前望んでいた意志を尊重し、そのまま人体各部位の“臓器提供”を行うと決めた。その結果、本人の心臓と肺とは男性で必要としていた患者に提供され、肝臓と腎臓とは女性で必要としていた患者に提供され、眼球も既に提供者が決っている。こうして、脳死女優は瀕死状態にあった3人の命を救い、それぞれの人体によって蘇ることになった。このニュースは一見、単なる美談に聴こえるが、実際にはさまざまな神秘を物語っている。まず、女優は若き日から女優として活躍した。つまり“他人になり切って(生きる)演技する”人生を歩んだ。そして死後も“他人になり切って生きる”道を「臓器提供」という方法で択んでいた。彼女は若くして脳出血となった。そして「脳死」の判定を受けた。つまり、他の臓器は健康なまま「死」の判定を受けた。そこでタイミング良く、すぐにも臓器提供を必要とする患者が現れた。「脳死」は脳以外の部分は極めて正常だ。しかも年齢的にも若い。通常、家族は「万一、意識が戻るかもしれない」という希望を持って、なかなか脳死判定を受け入れない。受け入れたとしても、臓器提供には躊躇を示す。ところが、この女優魂を知っている家族は、何の迷いもなく彼女の臓器を次々と提供する道を択んだ。まるで最初から仕組まれていたかのように、彼女の身体から心臓がなくなり、肺がなくなり、肝臓がなくなり、腎臓がなくなり、眼球がなくなった。もしかすると、もっと提供されるものがあるかもしれない。こうして、一人の女優魂を持った人物の死は、その死後においても“他人となり切って”臓器として生きて行くのに違いなく、したがって俗にいう“拒絶反応”を起こす心配がなく、新たな人物になり切って生きて行くに違いない。そうして、女優本人の子供や孫の新生児として「魂」そのものも生れ変って、幼い頃から“女優”として活躍するに違いない。
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