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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「過去」と生きるか「未来」と生きるか競う⁉


バラエティー番組の中で「リュースショップで爆売り対決」が行われ、タレントの小倉優子氏と西山茉希氏が出演、自分の私物を“公開査定”してもらったようだ。TVではときどき、この種の“査定”が公開される。いわゆる「お宝」の査定に関しては専門家でなければわからないが、女性のブランドバッグとか貴金属製品とかに関しては、何となくの予測は素人目にもわかる。それに、私物を持ち込むことでタレント本来の暮らしぶりや性格のようなものまで垣間見ることが出来る。多分、そういう意味合いや面白さもあって、この手の番組が増えているのではないだろうか。今回の番組では、まだ表面上は婚姻中の小倉優子氏と、既に離婚し二児を子育て中の西山茉希氏との対決というのも何となく象徴的だ。但し小倉優子氏の場合、実質的には完全別居中であって、夫が戻ってくる可能性は極めて低い。それでも“既婚”であることにこだわる小倉氏と、派手な喧嘩報道の繰り返しの中で“離婚”に踏み切った西山氏の対決でもある。私が注目したのは、西山氏が元夫の早乙女太一氏から贈られた“結婚指輪2つ”を、惜しげもなく査定に出したことだ。78万円で購入してもらった指輪だが、査定の結果は「日付が刻印されている」ことが致命傷となって、わずか21000円の査定となった。もちろん、私が問題にしたいのは、その金額ではない。“結婚指輪”をTV番組の中で、誰もが夫の名前も知っているのに、公開査定した度胸というか、勇気というか、隠し立てのなさというか、その部分に大いに関心をした。こういう人は、新たなる恋愛に何の躊躇もなく入っていけるし、まっさらの状態で“再婚”が出来る。したがって、男択びが“どうか”には問題があるが、少なくとも「未来」と“生きていける”ことだけは間違いがない。そして、自分の“生き方”や“過去”をけっして後悔することはないだろう。その一方“婚姻中”にこだわる小倉氏の方は、実質“完全別居”になってもう長いが、けっして離婚を選択しようとはしない。彼女が大切にしているのは“世間的な評価”や“愛されていた過去”にあるような気がする。もし、彼女が「未来」に目を向け、完全にシングルマザーとして再出発すれば、“新たなる愛”を手に入れられる可能性は十分にあると思うが「過去」と生きていく彼女に、その“選択”はないのだ。
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