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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


一時間以上「沈黙」の方が言葉を紡ぐ時もある


私自身は視ていないが、テレビ朝日系で「タモリステーション緊急生放送~欧州とロシアの狭間で~」という特番が放送され、その番組内で開始の時と終わりの時以外の1時間以上の間、タモリ氏自身がまったく言葉を発しなかったことが話題となっている。自らの名を冠したメインの番組で“まったく言葉を発しない”というスタイルの構成は大変に珍しい。元々この番組枠は「タモリステーション」となってはいるが、別に「報道ステーション」のような内容をタモリ氏が司会するという“約束事”はない。謂ってみれば“看板”として「タモリ」の名を用意しているに過ぎない。だから何も問題はないのだが、それでも、視聴者は彼がどういう言葉を発するのか興味があったのには違いない。実際の状況は解からないが、私はタモリ氏は最初から「出演はいいけど、俺はコメンテーターにはならないよ」という条件で引き受けたのではないだろうか。終戦の日から一週間後に出生しているタモリ氏にとって、戦争報道を引き受けるのは複雑な気持ちであったに違いない。最近はさまざまな分野の方達がメディアを使って“自分の意見”を語ろうとする。その時、自分の考えを語るのは良いのだが、どちらか一方を「絶対的正義」とし、どちらか一方を「絶対的悪者」として語るケースが多い。もちろんロシアの軍事侵攻は良くない。ただ個人の“争いごと”でなく、国と国との“争いごと”である戦争は、どちらにも犠牲者がいて、心ならずも“闘った人達”がいる。運動会ではないのだから「赤、勝て」「白、勝て」というようなものではない。どちらが“正しい”とかいうことでなく、どうすれば“終わらせられるか”という視点で話さなければ、意味のある議論にはならない。そういう意味では日本でも23日にウクライナ大統領のTV演説をすると決まったらしいが、なぜ、そんな無意味なことをするのか。どちらが正しかろうが“戦争に加担するような行為”はすべきではない。やはり岸田首相は「首相公邸」に“お引越し”をされてから、過去の亡霊を背負ってしまわれたかのようで心配でならない。
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