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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“苦労知らず”ではない「梟(ふくろう)の神」


高田延彦氏と向井亜紀氏と言えば今から19年前、夫人に妊娠と子宮頸がんが同時に発覚、子宮全摘出手術を受け、胎児も喪った。その後、代理母出産を試み、2度失敗したが3度目で成功、2003年11月、アメリカ女性代理母シンディ氏によって双子が出産された。こうして高田夫妻は「万里&結太」の両親となったのだが、日本の法律では“国籍”を得ることが出来ず「日本在住のアメリカ人」という奇妙な形の“我が子”となった。私は知らなかったが、最高裁にまで持ち込んで争ったようである。その後、高田夫妻は2009年に「特別養子縁組」の形をとったらしい。ところが、そうまでして“自分たちの子供”にしたお二人であったが、子供達が中2のサマーサークルでアメリカに行ってから気持ちに変化が生じ、双子の子たちは、二人とも途中からアメリカの学校を希望して編入する形となった。こうして高田ご夫妻は、それまで暮らしていた豪邸を売り払ったという。「万里&結太」二人の今後に関しては、アメリカの高校を出て後どうするかについては決めていないらしい。広い豪邸が売り払われたのは「おそらく戻らないだろう」という高田夫妻の予感があってのことだろう。このように経緯を追ったのは、人間の「運命」の本質を知ってほしいからである。確かに、アメリカに行こうと、国籍がどうなろうと、自分たちが“育てた子”であることは間違いがない。けれども、病気によって“子宮と胎児”を同時に喪った向井亜紀氏は、やはり「運命」として“子供”は離れていってしまう人生だったのだ。どんなに努力しても、財産を投じても、愛情を注いでも、子供は離れていってしまう人生が予告されていたのだ。彼女の四柱推命式には、その年干・月干に「梟神」が並んでいる。日本では「偏印(へんいん)」と呼ばれることが多い「梟神(きょうじん)」を、私があえて「梟神」と呼ぶのは、それが「ふくろう」を意味していて、その梟は“自ら産んだ子を食べてしまう”習性を持っているからだ。よく日本では「不苦労」の意として“幸運神”のような意味合いで、梟が飾られたりするが、推命学的には“子を食べてしまう”意味合いの方が符合しているのだ。したがって命式中で「梟神」が強い場合、どうしても“子供縁”が乏しくなる。そして、無理に子供を得た場合には、その子供によって“食い尽くされてしまう”ので財産は失われる。或いは“苦労し続ける”ことになって、正に「不苦労」とは正反対の現象が生ずる家となってしまうのだ。

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