11月, 2007年

11年前に予言されていた真実

2007-11-14

小沢一郎氏が民主党党首を辞任し、そして撤回した。実に奇妙な撤回劇だった。「壊し屋」と云う不名誉な呼ばれ方をしてきた人物は、元々は自民党幹事長まで勤め、将来の総理と目されていた人物だった。その後、新生党を作り、新進党に代わり、自由党を作り、民主党に合流した。どのような職業分野でも、このように職種は同じだが、企業や仕事形態を次々と変えていく人物はいる。能力や技術はあるのに、どこかしら危なっかしい人生を歩みたがる自己主張の強い人物に多い。一見、主義・主張が強いように見えるが、本当は本人自身も運命に翻弄されているだけである場合も多い。

今回の小沢一郎氏が良い例で、私は今回のような状況を、11年前に出版した著書『占星学秘密教本』の中で出生時の太陽に土星・天王星の大会合が見受けられるところから「保守と革新との融合を画策し続ける人生」となることを明確に記述している。自民党との大連立に触手したのは、彼の出生時の星の配置から云って、ごく自然な行為なのだ。

彼の出生年月日は、実はある人物と一致している。日本ではあまり知られていない人物であるが、ガジンスキーと云うアメリカの爆弾魔だ。この人物は、奇妙な経歴を歩んだ人物で、幼い頃から天才的な頭脳を持ち、オックスフォード大学を十代で卒業し、21歳のときにはすでに大学の助教授となり、数学や天文学を教えていたらしい。手元に資料がないので記憶に頼っているので多少違っている部分があるかもしれない。そのようなエリートであったが、やがて自ら大学を辞め、荒れ果てた荒野での掘っ立て小屋生活を開始する。そして爆弾を製造し、大学と飛行場のみを狙っての爆弾事件を相次いで起こし始めるのだ。それは最初、人命被害を起こさないよう工夫していたが、そのうち人の命も巻き込まれるようになった。そして、事件の予告をマスコミに通達するようにもなっていった。

こうして爆弾魔としての存在感は徐々に全米を巻き込み、新聞紙上全面に彼の文明社会への批判、現代人の驕り、自論としての哲学的政治・思想が掲載されるまでになった。つまり彼は新聞社に対し、それを掲載することと引き換えに、爆弾予告を撤回するとしていたからだ。

この新聞記事は有名となり、多くの人が目にすることとなった。そしてなんと実の弟も、この新聞紙上に掲載された文明批判を読んだのだ。それはかつて一緒に暮らしていた兄の主張そのものであったという。弟の通報でガジンスキーはアジトを突き止められ捕まったが、週刊誌に掲載されたその荒れ果てた風貌は、かつてのエリート助教授だったころとは別人であった。

もちろん、この人物も小沢一郎氏と同一の星の配置を持っている。つまり、保守と革新の融合をどこかで追い求めていたに違いない。けれども、彼が壊したのは大学と飛行場で政治の舞台ではなかった。どこかでスイッチの入れ間違いをしてしまうと、人生は大きく変貌する。全く同じ星の配置であれば同じ人生を歩むかのごとく誤解されている方がいるが、似たような部分は出てくるが、自らの選択次第で人生と云うのは大きく軌道修正できるものなのだ。だからこそホロスコープも四柱命式も生きて来るので、身動きのならない運命なら占い師など必要がない。

まずは先天的な素質や傾向を読み取り、その上でどうすればより良い方向へ舵取りが出来るか、それを指摘するのが本当の占い師の役割であるを忘れてはならない。

将来的に、自立や結婚が出来るでしょうか

2007-11-14

あなたの姓名は良く、星の配置にも恵まれています。したがって、あなたが心配されているほど先行き不安ではありません。メールのやり取りをされている方は情感豊かな優しい男性で、あなたと同じように直接の対人面は苦手です。当分はメール交換のみが良いでしょう。占い的には今は就職よりも、事務を再開しながら、資格・技術の勉強をされるのが良いように思われます。趣味的な要素のある特殊技能であれば才能を発揮できます。まだ若いのですから、結婚など急ぐ必要はありません。あなたはご自分が思っているよりもはるかに優れた人生を歩めます。(占断=波木星龍)

元の主人が、子供を彼女と迎えに来るので…

2007-11-13

まず、お子さんの名前ですが、もし離婚前の名前をそのまま用いているなら、それを実家の姓に変更すべきです。それから、元のご主人に対しては、家の前まで彼女と迎えに来ることだけはやめてくれるよう約束させることです。言い出しにくいかもしれませんが、約束さえすれば、彼はそれを守ります。無神経なだけなのだと思われます。正式離婚は成立していますが、占い的には2008年5月以降にならないと、本当に心穏やかな落ち着いた生活とはなりません。(占断=波木星龍)

職場の妻子ある男性と将来一緒になれますか

2007-11-13

あなたと彼とは共に真面目で働き者であると示されています。ただ、あなたは思い込みが強く一途なタイプなので、恋愛をすると周りが見えなくなる欠点があります。二人の縁は仕事上の縁であり、本来は男女間の愛と云うよりも精神的な絆です。したがって、彼とは互いに仕事・職場で必要とし合う今の状態が最良で、私生活において男女間の情緒的関係として続いていく縁ではないのです。彼はあなたを職場の人間として立派と思っていますが、情緒的に愛しているのではありません。(占断=波木星龍)

自分から別れたことは正しかったのか…知りたい

2007-11-12

あなたの場合、今年は運命的とも云うべき相手と出会いやすい年で、特に7月から8月にかけてそういう時期でした。普段、慎重で遊びで恋愛など出来ないあなたが、彼の誘いに乗ったのは占い的には無理のないことと云えます。けれども、いずれは彼に捨てられると云う本能的予感もどこかにあって、だからこそ自分から別れたのです。そして、その予感は正しかったと思われます。11月は復活したい気持ちの強まる時期ですが、同じことの繰り返しになりますので、逢ってはいけません。(占断=波木星龍)

先の見えない関係…どうすれば良いですか?

2007-11-11

あなたは生まれ月日から見ると、先天的に不倫や三角関係など相手のある男性を好きになりやすい傾向が示されています。それも急に関係が生まれて、急に別れてしまう事情が発生しやすいのが特徴です。本能的にそれを感じている部分もあるので、余計に不安なのです。彼との関係は不倫であるから成立する関係で、もしも彼が離婚したなら二人の縁は続かなくなってしまうでしょう。したがって、彼との結婚を望んでいるのであれば、付き合いが長引くほど辛さが増していくでしょう。(占断=波木星龍)

生まれ変わっていく時

2007-11-08

このホームページの内容を若干リニューアルして「無料即断鑑定ルーム」等を加えることとした。これは私の客層が全国的にかなり広範囲であること、経済的にゆとりのない方も多いこと、私の占いを支持してくれる方たちに対し感謝の気持ちを形として表したいこと、即断鑑定と云う時間の掛からない方法を用いれば、手短に最良のアドバイスを与えられると考えたことなどによる。もちろん、同じ人から何度も依頼されるのは困るし、ふざけ半分な依頼にも応じられないが、真摯な個人的な占いであるなら、できるだけ時間のある時に応じていきたいと思っている。ただし、このようなページを設けるからと云って、実際の直接鑑定や電話鑑定、メール鑑定も安くしてもらおうとか、支払わなくて良いのだろうとか考えられたら困る。あくまでも救済措置としての「即断ルーム」だからだ。砂漠の中で道に迷った旅人が、そっと差し出された一杯の水によって、命を吹き返し、自ら進むべき方向を探り当てるような、そういう役割を私は果たしたいのだ。

私は携帯サイトの方でも無料鑑定のサービスを行っているが、時に「本気で悩んでいるのだろうか」と思うような依頼に唖然とさせられることがある。どっちでも良いような日常のつまらない悩みなら、わざわざ占いを頼るようなこともない。有料の鑑定ならどんなつまらないことを訊いてきても構わないが、無料の占いに友人に問いかけるような日常的相談は困る。かと云って、種々な悩みを一度に相談に乗って貰おうとするかのように複雑厄介な状況を延々と脈絡なく述べられるのも弱ったものだ。悩みは整理した上で理解しやすいように書いてもらいたい。

私は以前、あるプロ占い師の方から「お忙しいのに、何故、無料でなんか観るんですか?」と問われたことがある。私は、どうしてでしょうね、と煙に巻いたが、正直に云うと「徳を積みたい」からなのだ。世の中には「因縁の法則」と云うものがあって、こうやって日頃から無料で人々に対して奉仕していると、精神界での地位が上がり、自分が本当に困った時でも誰かが必ず助けてくれるようになるものなのだ。したがって、本当はこういうやましい気持から行っているのであって、徳でもなんでもない。厭な奴なのである。云ってみれば、自分が救済されたいから、自分が精神世界で座布団を積み重ねたいから行っているだけで、やましい気持のオンパレードである。

まあ、だから、そう云う意味では私に無料鑑定を受けられる方は恐縮する必要などないのだ。私に「徳を積ませてあげるのだ」と云うくらいの気持ちで応募してきて構わない。昔、何かで、インドの貧しい子供たちは観光客から平然と「施しとしてのお金」を要求すると聞いた。金持ちは貧しい者たちに対して、施しをすることで徳を積む。だから徳を積ませるのだから、自分たちを大切に扱うのは当然なのだ、と云う考え方である。解かったような解からない理論がまかり通るところが面白い。そう云えば私も、フィリピンへ行ったとき、手を出して周りを取り囲んで来る子供たちにギョッとしたことがある。

この秋はホームページだけでなく『波木星龍占い大全』と云うサイトも大きくリニューアルした。お陰様で好調なスタートを切っているらしい。今回は私の我が侭をいろいろな点で聴いてもらい、新しい試みを随所で行った。オンライン占いは、直接鑑定ではできないようなゲーム的な面白さも加えるべきであるし、ユーザーに占いの選択権を与えるべきだ、と云うのが私の基本的な考え方である。これまでのオンライン占いは、サイト側が種々な設問設定をして、与える形の占い、として定着している。もちろんそれも良いとは思うが、ユーザー側に全く選択権がないと云うのは良くない。選択権や設定権のある占いも加えないと、まともな思考型の人達はオンライン占いから離れていってしまう。それに一つのアイテムが、一度だけの占いのためだけに存在すると云う、サイト制作側の考え方にも納得がゆかなかった。そこで一つのアイテムを何度も使える形を前面に出してみた。もう一つ、今回のサイトの目玉は「占い研究室へのご招待」という私のブログ形式の単発的な種々の占い記事へつながるバナーが用意してあることだ。もちろんこれは無料なので占いに興味ある人たちにとっては楽しめるコーナーとなることだろう。

私はこのコーナーを、一般ユーザーはもちろん、プロやセミプロの占い師たちにとっても大いに参考となり、勉強にもなるよう工夫して記している。中には秘伝的な要素の強いような内容まで大胆に記してある。これらから学んで、優秀な占い師が育っていくのなら、私の無料奉仕も報われ、徳も積むことができる。そう私はかなり、徳を積むことにこだわっているようだ。だから神様、仏様、どうかひとつ、私が困った時には見捨てないでくれ。こうして今日も、私は読経し、祝詞をあげ、聖書を読むのだ。

Newer Entries »