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過去の占いコラム

素顔のひとり言(エッセイ集)


生まれ変わっていく時


このホームページの内容を若干リニューアルして「無料即断鑑定ルーム」等を加えることとした。これは私の客層が全国的にかなり広範囲であること、経済的にゆとりのない方も多いこと、私の占いを支持してくれる方たちに対し感謝の気持ちを形として表したいこと、即断鑑定と云う時間の掛からない方法を用いれば、手短に最良のアドバイスを与えられると考えたことなどによる。もちろん、同じ人から何度も依頼されるのは困るし、ふざけ半分な依頼にも応じられないが、真摯な個人的な占いであるなら、できるだけ時間のある時に応じていきたいと思っている。ただし、このようなページを設けるからと云って、実際の直接鑑定や電話鑑定、メール鑑定も安くしてもらおうとか、支払わなくて良いのだろうとか考えられたら困る。あくまでも救済措置としての「即断ルーム」だからだ。砂漠の中で道に迷った旅人が、そっと差し出された一杯の水によって、命を吹き返し、自ら進むべき方向を探り当てるような、そういう役割を私は果たしたいのだ。

私は携帯サイトの方でも無料鑑定のサービスを行っているが、時に「本気で悩んでいるのだろうか」と思うような依頼に唖然とさせられることがある。どっちでも良いような日常のつまらない悩みなら、わざわざ占いを頼るようなこともない。有料の鑑定ならどんなつまらないことを訊いてきても構わないが、無料の占いに友人に問いかけるような日常的相談は困る。かと云って、種々な悩みを一度に相談に乗って貰おうとするかのように複雑厄介な状況を延々と脈絡なく述べられるのも弱ったものだ。悩みは整理した上で理解しやすいように書いてもらいたい。

私は以前、あるプロ占い師の方から「お忙しいのに、何故、無料でなんか観るんですか?」と問われたことがある。私は、どうしてでしょうね、と煙に巻いたが、正直に云うと「徳を積みたい」からなのだ。世の中には「因縁の法則」と云うものがあって、こうやって日頃から無料で人々に対して奉仕していると、精神界での地位が上がり、自分が本当に困った時でも誰かが必ず助けてくれるようになるものなのだ。したがって、本当はこういうやましい気持から行っているのであって、徳でもなんでもない。厭な奴なのである。云ってみれば、自分が救済されたいから、自分が精神世界で座布団を積み重ねたいから行っているだけで、やましい気持のオンパレードである。

まあ、だから、そう云う意味では私に無料鑑定を受けられる方は恐縮する必要などないのだ。私に「徳を積ませてあげるのだ」と云うくらいの気持ちで応募してきて構わない。昔、何かで、インドの貧しい子供たちは観光客から平然と「施しとしてのお金」を要求すると聞いた。金持ちは貧しい者たちに対して、施しをすることで徳を積む。だから徳を積ませるのだから、自分たちを大切に扱うのは当然なのだ、と云う考え方である。解かったような解からない理論がまかり通るところが面白い。そう云えば私も、フィリピンへ行ったとき、手を出して周りを取り囲んで来る子供たちにギョッとしたことがある。

この秋はホームページだけでなく『波木星龍占い大全』と云うサイトも大きくリニューアルした。お陰様で好調なスタートを切っているらしい。今回は私の我が侭をいろいろな点で聴いてもらい、新しい試みを随所で行った。オンライン占いは、直接鑑定ではできないようなゲーム的な面白さも加えるべきであるし、ユーザーに占いの選択権を与えるべきだ、と云うのが私の基本的な考え方である。これまでのオンライン占いは、サイト側が種々な設問設定をして、与える形の占い、として定着している。もちろんそれも良いとは思うが、ユーザー側に全く選択権がないと云うのは良くない。選択権や設定権のある占いも加えないと、まともな思考型の人達はオンライン占いから離れていってしまう。それに一つのアイテムが、一度だけの占いのためだけに存在すると云う、サイト制作側の考え方にも納得がゆかなかった。そこで一つのアイテムを何度も使える形を前面に出してみた。もう一つ、今回のサイトの目玉は「占い研究室へのご招待」という私のブログ形式の単発的な種々の占い記事へつながるバナーが用意してあることだ。もちろんこれは無料なので占いに興味ある人たちにとっては楽しめるコーナーとなることだろう。

私はこのコーナーを、一般ユーザーはもちろん、プロやセミプロの占い師たちにとっても大いに参考となり、勉強にもなるよう工夫して記している。中には秘伝的な要素の強いような内容まで大胆に記してある。これらから学んで、優秀な占い師が育っていくのなら、私の無料奉仕も報われ、徳も積むことができる。そう私はかなり、徳を積むことにこだわっているようだ。だから神様、仏様、どうかひとつ、私が困った時には見捨てないでくれ。こうして今日も、私は読経し、祝詞をあげ、聖書を読むのだ。

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