12月, 2018年

ライバル同士の「変わり羽子板」が売れる⁉

2018-12-06

昔から“不思議に思っているもの”がある。毎年、12月に登場する「変わり羽子板」の画像が、今一つ本人に似ていないことだ。今年も昨日東京の「久月」でお披露目された。1986年より、毎年続けられている。そして必ず、その年“注目された人”などを取り上げている。その試み自体は良いと思うのだが、今年も「羽生結弦」「大坂なおみ」「安室奈美恵」などがつくられたと紹介しているが、どの画像も今一つにていない。これは羽子板に描くということが難しいからなのであろうか。何年か経って観た時に「これって誰の顔だったっけ?」となりそうで心配なのだ。ところで、羽子板というのは元々は“羽を打ち合う競技”なわけだから、一方の選手用だけを作っても仕方が無いように思うのは私だけなのであろうか。例えば、今年の場合「大坂なおみ」を登場させるなら「セリーナ・ウィリアムズ」も登場させた方が、競技としては絶対に面白い。そうすれば、子供同士で二人の選手になりきって遊べるではないか。同じように「安室奈美恵」には「浜崎あゆみ」が必然だし「貴ノ岩」には「日馬富士」、「トランプ」には「習近平」が必然だろう。そういう宿命のライバル同士による羽子板を“セットで売り出す”形を取れば、多少似ていなくても、誰も気にすることなく喜んで日本人も外国人も買い求めることだろう。特に、“嫌いな人物”がいる場合には、その顔を目掛けて羽を撃つことが出来る。いや、貴ノ岩と日馬富士の場合は、傷付かないよう素材を工夫し最初から羽子板で殴り合った方が良いのかもしれない。トランプと習近平の場合は、勝った方が“お年玉”を総取り出来るようにすれば良い。これほどストレス発散に良いスポーツは他にない。そういう対決というのは、やっぱり外から見ている分には面白い。ただ教育上はよろしくないので、18歳以上の“限定品”として売り出すべきだろう。

モロッコ人女性を怒らせてはいけない⁉

2018-12-05

ときどき「怖い」と思う女性がいる。男性よりも女性の方が「怖い復讐」の仕方をする。アラブ首長国連邦に居住していたモロッコ人女性(30歳)は、そういう“怖い女性”の典型であろう。実は、事件そのものはかなり前に起こっていた。今年の夏、或る家族から警察に「息子が居なくなった」と捜索依頼が出された。警察は一応の捜査をしたが、有力情報はどこからも出て来なかった。家族が不審さを指摘した女性の周辺からも、問題は出て来なかった。なぜか“事件に巻き込まれた”予感がする兄弟は、警察には任せておけないと思った。行方不明の男性には付き合っていた恋人女性がいたのだが、その女性は妙に冷静で、まるで他人事のように反応した。何かを隠している。兄弟は、その女性が暮らす家の室内を徹底的に探し回った。すると、11月になって料理用ミキサーの淵から“人間の歯”が出て来たのだ。早速、彼らはこれを警察へと持ち込んで鑑定を依頼した。その結果、行方男性のDNAが検出され、恋人女性が殺人容疑で逮捕された。彼女はモロッコ出身だったが、彼と結婚できるものとばかり思っていた。ところが、いつまでも曖昧な返事を繰り返す恋人に激しく迫ると、彼は結婚を冷たく拒否したのだ。彼女は混乱し、そして逆上した。彼を殺害すると、遺体を切断、怒りと憎しみの感情のまま伝統料理を調理し始めた。こうして大量の「カプサ」を作った。炊き込み御飯に、通常は鶏肉などを加える。丁度、近くてビル建設をしている多数のパキスタン労働者たちがいた。彼らに振舞えば良い。その作戦は見事に当たり、多数の作業員たちが、何の疑問も抱かず、その肉料理を平らげてくれた。モロッコ人女性は古くからの伝統料理に感謝した。けれども、遺体を処理した時、歯が一つだけ零れ落ちたことを見逃していた。もしかしたら、調理されてしまった男性のかすかな抵抗が「歯」として、この世に残っていたのかもしれない。

人は何歳からでも「挑戦者」になれる

2018-12-04

或る程度の年齢になると、人は“挑戦”をしなくなる。失敗した時のリスクが大きいからだ。確かに「もう齢なのだし…」という言い訳が世間的にも通用する。時には、本人が“やる気”でも、周りの方が止めに入ることもある。プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏の場合、家族の方が止めても訊かないことを知っているので、暖かく見守る。常に息子がサポートに回っていることも、彼の“無謀な挑戦”が許される一因かもしれない。とにかく、もう86歳なのだ。通常なら、自由に外を歩き回ることさえも容易ではない。彼の場合には、まだまだ挑戦だ。今回は2019年1月2日から出発して南米大陸最高峰とされる山アコンカグアの登頂を目指す。そして登頂後にはスキーで滑降しながら下山する計画だ。確かにプロスキーヤーだけど、何しろ年齢が…と考えてしまうと、こんな計画は立てられない。過去には70歳で、75歳で、80歳で、それぞれ登頂記録を塗り替えてきた。或る意味で彼の記録は、彼の“個人的な記録”というよりも、“人間の限界に挑んでいく記録”という意味で“ギネス”に値する。近年は“くだらない記録”が多くなってしまったギネスだが、本来は“彼のような記録”を褒め称えるものであったはずだ。それにしても、本当に“年齢による衰え”は無いのだろうか。私など、20代の頃の半分くらいまで体力が落ちてしまったような気がする。若い頃は毎日1時間くらい歩いて勤務先まで通勤していた。乗り物に乗るのが面倒だったからだ。私の育った室蘭は、冬場、とてつもなく、強い北風が吹く。コートを着ていても、北風が全身を通り抜けていく。ヒュー、ヒューという音をたてながら、通り過ぎていく。もし、人間の身体に“霊体(幽体)”が重なっているなら、その霊体までも突き抜けていくような北風なのだ。冬場は滑るので、じっとしているとズルズルと後退していく。後ろに進んでいってしまうのだ。それでも、10代や20代の時には、必死で前へと歩を進めた。短い夏が来ると天国に変わった。青々とした緑が匂いたち、透明な景色で出迎えてくれる。あのような光景は電車通勤や車通勤では味わえない。それなのに、何というこの体たらく。「挑戦者」はどこへ行った。

もはやフランスは「イスラム」のしもべ⁉

2018-12-03

ここでいう「イスラム」は、一時期台頭していた「イスラム国(IS)」ではない。“ムスリム同胞団”につながる“普通の移民たち”、或いは“移民に洗脳されつつある人達”のことだ。それらが今パリで暴動を起こしている。しかも、困ったことには、それらの人々と、純粋に現マクロン大統領やその政策に“不満を持つ人々”との境界線が判然としていない。暴動の発端となっているのは「燃料税の引き上げ」である。デモ参加者は13万6000名にも及んでいる。だから、一部の“過激者たち”と形容は出来ない。報道機関の調査によると、これらのデモを支持する国民は73%にも及んでいる。大多数が、パリ市内で破壊行為や放火、略奪などが行われた“行き過ぎたデモ”を支持しているのだ。これは重症である。大統領になって以後のマクロン氏の評判は極めて悪い。彼自身は、地球温暖化を見据えて“自然エネルギーへのシフト”を促す意味もあって、燃料税の引き上げを決めた。けれども、ガソリンの値上げは生活に直結する。元々がエリート出身のマクロン氏には「庶民のことが判っていない」と支持率が低い。経済面とともに、現在のフランスが抱える問題点の一つは急速に治安が悪くなってきている点だ。これは大量に“移民を受け入れた結果”生じてきたもので、日本と違って四方を外国に囲まれているフランスは“怪しい人たち”も簡単に入って来やすい。その結果、この国の“宗教”とは異なる“イスラム教徒”たちが大量に入ってきているのだ。パリ郊外のサンドニという区域では実に45%がイスラム教徒なのだ。もはやフランスは“キリスト教国”ではなくなっている。しかも、現在、生粋のフランス人の多くは宗教に対してあまり熱心ではない。その結果、フランス全土には実質的に廃墟のような状態となっている教会の建物が点在している。これらの建物に対して、イスラム教徒たちが徐々にモスクへと改装していく計画が進められつつある。そうなることで、嫌でもフランスは「キリスト」から「イスラム」の国へと変わってしまうのだ。かつてのオスマン帝国が目指した「ヨーロッパ全土をイスラム化する」という野望が、時を経て奇妙な形で秘かに具体化されようとしている。

知らぬ間に「神」と崇められることがある

2018-12-02

昔から「わらをもつかむ」と言う諺があるが、人は誰でも窮地に陥ると、そういう行動に出る。例え、それが“動物のフン”であっても、霊験あらたかな「御守り」として、しっかりと握りしめることだってある。今から十年前、兵庫県南あわじ市の「淡路ファームパーク・イングランドの丘」では、1月の土日限定で来場者の受験生に「コアラの御守り」をプレゼントした。ユーカリの木から決して“落ちない”コアラを“受験の神様”に見立てたのだ。どうやって作ったのかというと、まず、コアラの手型を取って、この手があるから“落ちない”のだと信じ込ませる。ただ、“手型”だけでは弱いので、どうせなら“コアラのフン”も加えてしまおう、ということになった。“コアラのフン”は「コアラの運」を意味するからだ。ただ御守りは見た目も重要なので、コアラのフンを“桜の花びら型”に形作った。つまり「サクラ散る」とはならないための秘策である。したがって「コアラの御守り」には、コアラの“手型”と“サクラ型フン”とが納められている。しかも、この「神」としての役割を果たしているのは、両手、両足を樹から離したまま眠ることの出来る5歳のオス「だいち」で、飼育員が集めた「だいち」のフンのみが使用されている。そう、ここで作成されている「御守り」は、飼育員の貴重な手作り品なのだ。もう少し手渡すのを早めて欲しいという要望に応えて、今年は12月1日から30日までの期間、先着50名の受験生限定で手渡される。飼育員の心がこもった御守りである。もちろん、受験生には大好評で、こぞってコアラのフンを握りしめたがる。客観的に見ると、ちょっと“迷信的過ぎる”気もするが、ここには「御守り」や「霊験」や「呪術」の本質が秘められている。古来から伝えられてきた「神の御業」に属する話の多くは、このような素朴な“迷信・信仰”に由来している。多くの“動物神”は、このような理由から「神」として古代人に崇められたのだ。そして、ここで重要なことは、ここの「御守り」が十年以上続いていて“大人気”だということである。つまり、なぜか“効果を発揮している”からに違いないのだ。全国の神社を見回すと、永く継承され続けている神社と、完全に廃墟と化している神社とに分かれる。理屈より実際の効能が「コアラの御守り」を継続させたに違いない。

2018年12月の運勢

2018-12-01

2兆6000億円の「蕾」と「花」⁉

2018-12-01

12月19日に新規上場する「ソフトバンク株」の仮条件が昨日「1株=1500円」と公表された。もちろん、これは“仮条件”なので、実際の“売り出し価格”がいくらになるかは今のところ分からない。ただ、この価格から大きく外れることはないので、比較的“安い株価”で売り出されることが決定した。これは、おそらく、これまで「株」など購入したことがない人にも購入のチャンスを与えたい、という孫正義氏の意向が反映しているのではないか、と私は思う。もちろん、商売人である孫氏は、同時に世間の注目を集めて、結果的にソフトバンクへと投資をさせる戦略でもある。そうでなければ、株を売り出すことを“テレビCM”でなど流さない。つまり、一人でも多くの投資家に“安い公募価格”で購入するチャンスを与え、投資利益を与えてあげたいという気持ち。同時に、これまで「株」など興味を持たなかった“若い世代”に、投資に興味を抱かせ、さまざまな企業を応援させる起爆剤にしたい、という思いがあるような気がする。堅実な日本人の多くは「株」とか「投資」とか「起業」とか「未知」というものに対して懐疑的である。確かに、それらには“失敗”とか“損失”とか“虚偽”が絡んでいるケースも多く、ギャンブルと“同枠”で語られやすい。ソフトバンクも、電話事業はともかく、その本体の方は今や完全に「投資会社」となっていて、しかも、その提携先の第一がサウジアラビアの“王子様”となれば、妖しさが付きまとうのは仕方がない。今回の上場によって得られる資金2兆6000億円も、そのまま“電話事業”ではなくて“新たな投資事業”へと使われる。投資会社と化した「ソフトバンクグループ」が、それをどこに使うのかと言えば、世界中に散らばっている“ひよっ子の企業”である。つまり、将来“大企業になるかもしれない企業”や人物に「どうぞ使ってください」と大金を差し出す。実際、孫氏は、そうやってアメリカの「ヤフー」を育て、中国の「アリババ」を育てた。彼の“目利き”には定評があって、何十年も前から手を打っていく。そういう点では、極めて優秀な“予見能力”を持っている稀有な事業家なのだ。但し、そういう彼でも100%予見が的中するわけではなく、失敗した事例も多い。さまざまな「蕾」に投資して、その中から「大輪の花」を咲かせるものを発見していこうとする。その試みは一般の投資家も、そして占い師が個々のホロスコープや四柱命式から“才能”や“成功”を予見するのも、基本的に大きな違いはない。占い師は山ほどいるが、“目利き能力”が本当に優れた占い師は十人もいない。

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