3月, 2019年

男女とも逮捕された「小指の想い出」

2019-03-07

大昔、大ヒットした歌に「小指の想い出」という曲がある。「♪あなたが噛んだ小指がいたい…」の歌詞で始まる歌だ。これは歌詞の内容から言って、女性の小指が男性に噛まれたのだ。ところが、その歌詞の内容からすると、噛まれた小指にそっと唇を押し当てて、女性は昨日の夜のことを密かに想い、誰にも言えないまま痛みをこらえている…という筋立てになっている。そんな“不思議な内容”なのだが、大ヒットとなった。昨日、これとほぼ同じ内容の出来事が兵庫県生田市であった。ところが、ほぼ同じ内容なのに、その男女は“二人とも”捕まったのである。女性の方は「傷害容疑」で男性の方は「暴行容疑」でだ。どういうことなのかというと、会社員である48歳の女性と自営業である56歳の男性とは恋愛関係にあり同棲している。だから、歌詞内容とほぼ同じなのだ。ちょっと違うのは「昨日の夜」二人は出掛けようとしていた。その時に、男は女の服装にケチをつけた。せっかく出掛けるのにふさわしい“露出の多い華やかな服装”を要求したのだ。ところが女は、何を着ようと私の自由でしょ…と部屋着のまま外出しようとした。ここから二人の“言い争い”が始まった。二人とも性格的には勝気で気が短い。こうして男の方が先に手を出した。女の頭を殴ったのだ。これに逆上して女の方は男の小指を思い切り噛んだ。この二人の攻防が外に筒抜けとなっていた。たまたま通行人が大声に気付き110番通報した。慌てて生田署の警察官が駆け付ける。事情を聴くと、双方ともに手を出していた。男の方には小指が傷つき、歯形がハッキリ残っている。こうして、女の方は「傷害容疑」男の方は「暴行容疑」となって、双方ともに逮捕されたのである。う~ん、この二人、年齢からすると「小指の想い出」は聴いたことがあるかもしれないが、その内容までは知らなかったような気がする。本来の「小指の想い出」は愛情が深まっていく様子を歌ったものだが、今回の「小指の想い出」は“別れの序曲”になりそうで、それだけがちょっと心配。

大切なのは「980億円」の十年後

2019-03-06

アメリカでは時々とんでもない金額の「宝くじ当選者」が出現する。2018年10月にも15億ドル(1680億円)の当選者が出た。「メガミリオンズ」という名の宝くじで“6つの数字を択ぶ”方式の籤だ。これを引き当てたのはサウスカロライナ州に住む人物だが“匿名”を希望し、本来は毎年分割で支払われる方式なのだが一括での獲得を希望、その結果、かなり減額されて980億円となった。もっとも、減額されても980億円である。本来は“使い切れる額”ではない。ところが宝くじによる“億万長者”は意外なほど“お金を失ってしまう”ケースが多い。多分、この人は大丈夫そうではある。なぜなら、この人物は宝くじ売り場で別の後から来たお客に“順番を譲ってあげた”とされているからだ。その結果、当選したのだが、もし、この人物が“当選欲求の強い人物”なら順番は譲らなかったことだろう。あまり“お金に執着する”意識がなかったから譲ったに違いないのだ。本来なら昨年10月に名乗り出て良いのに、今まで名乗り出なかったのは“慎重”だからなのか、或いは“忘れていたから”なのか、どちらかに違いない。そういう意味でも、お金に執着するタイプとは思えない。そういう人であれば“宝くじの女神”もいったん与えたものを奪い取ったりしないだろう。人間の「金運」というのはおかしなもので、あまりに“お金”そのものに執着すると、その人の元を離れたがる。お金が入ってきたときの使い道をあれこれと夢想しながら“愉しむ人”のところへやって来たがる。つまり、元々そういう“夢想”や“願望”を持っていなければ、生活に必要な程度だけを手渡しがちである。そう言いう点から言えば、かつて女優で今では投資家・松居一代氏のように“欲望が強く”て、しかも“夢見がちな”人のところへ“お金”はやって来る。彼女は3月4日に自らの言葉で「松居一代マンハッタンで家を買う」とぶち上げた。マンハッタンのど真ん中に建つ超高層ビル新築物件をキャッシュで購入すると決めたのだそうだ。どうやら、この人、愛情は失ったが、お金は失っていないようだ。そうして、とても幸せそうである。結局、人はどう見ようと、どう考えようと「我が道を行く」人は、いつからでも、どういう形からでも幸運を掴める。周囲や世間を気にしすぎる人は、その思惑に流されがちなものである。さて、980億円を掴んだ人は、十年後も“幸運”で居られるだろうか。「宝くじ」の当選で人生を狂わせてしまうことが無いようくれぐれも祈りたい。

2017年暮れに予言した清宮選手「手首骨折」

2019-03-05

3月3日に行われたオープン戦で日ハム・清宮幸太郎選手が手を故障し途中交代した。そして昨日その診断結果が公表され、右手有鈎骨の骨折と診断された。解かりやすく言うと“手首に近い骨”が折れたのだ。そのニュースを知って、私は2017年の暮れに行った雑誌用の“自らの予言”を思い出した。私は毎年『クオリティ』という雑誌の新年号(1月発売)に“その年の出来事”を占い上から予言している。実際には、その前年の年末に“インタビュー形式で占う”ことが多い。ただ道内“政財界を扱った雑誌”なので、道内書店には並ぶが全国発売はしていない。昨年、つまり2018年の新年号の中で、この段階ではまだ清宮選手は“日ハム入団”が決まったばかりだが《清宮幸太郎選手については、早い時期からホームランを打ち、活躍する可能性は十分にあります。ただ、肘や手首、その周りなどを痛めやすい要素があるのと、守備面に若干脆い部分があると示されている…》とインタビューの中で判断している。もちろん、これはあくまで占い上からの判断であって、野球など子供時代から苦手だった私が“解説者的に見抜けた”わけではない。私は誰でもそうだが、先入観など持たずに占う。だから時としては、多くの世論とは異なる評価とか判断を下すこともある。もっとも、この判断は「2018年」の占いとして掲載されているので、的中したと言い切れるかどうかは微妙ではある。ただ野球選手は「脚」「肩」などを痛めやすいが「手首」周辺はそんなに痛める場所ではない。そういう部分を予言するのはなかなかに勇気がいるのである。怪我だけでなく、病気にしてもそうだが、体調の変化は何年も前から事前に占い上“予兆”されている場合と、まったく“予兆”なく、その直前になって赤信号が点滅し始める場合とがある。例えば手相などでは何十年も後になって発生する事故や病気が早くから“予兆”されるケースもあるし、その直前(4~5日前)まで何ら事故や病気が“予兆”されないケースもある。その辺の違いが何によって生じるのか、正直なところ私にはわからない。予見できていた場合でも、“大難”を“小難”に喰い留めることは出来るが、完全に無くすのは極めて難しい。

盛り上がること間違いなし「金メダル預金」⁉

2019-03-04

日本の銀行の金利は現在“世界最低水準”である。だから銀行にお金を預けても一向に増えない。ところが、そうではない時代もあった。バブル期には年8%の金利で10年間放っておけば“2倍以上の金額”になった時代もある。現在でも、そういう国はたくさん存在する。金利が20%を超えている国もある。う~ん、羨ましい。そこで…というわけでもないのだろうが、プロ野球「広島カープ」のおひざ元にある「もみじ銀行」や「広島銀行」では、広島カープの成績によって金利が上乗せされる「定期預金」の受付が始まった。もみじ銀行の方は「カープV預金2019」という一年物の定期預金だ。カープの成績に準じて通常よりも0.1~0.025%金利が上乗せされる方式だ。広島銀行の方はカープの主催ゲームの観客動員数を用いる「カープを応援しよう!定期預金」というものだが、同じく0.1~0.025%上乗せされるらしい。どちらも“地元愛”が色濃く出ていて微笑ましいともいえるが、ただ“0.1~0.025%”という金利の上乗せが、なんかみみっちいというか、切ないというか、もう少し大胆に出来ないものなのか。そこで、この方式を東京オリンピックにも導入しない手はない。例えば「東京オリンピック・金メダル預金2020」(一年物定期預金)として、金メダルを日本選手が一つ取るごと金利が0.25%上昇していくというのはどうだろう。これなら金メダルを20個取れば金利を5%まで上昇させられる。丁度良い金利になるではないか。日本中から申し込みが殺到することで、銀行としても採算がとれるのではないか? 預けた人達は日本人選手に対して金メダルが取れるよう必死に声援し、銀行員の方達は逆に日本人選手が“破れる”方への応援に必死となる。東京オリンピックそのものが、妙な形で日本中を熱狂させるのだ。そして、その前に住宅金利もつられて上がっては大変と、駆け込み需要が急増する可能性もある。もっとも、惜しくも「銀メダル」だった選手は“熱狂の渦”から放り出されて哀しい想いを味わうのだが…。

「経営手腕」という“謎”の能力

2019-03-03

最近、芸能人やスポーツ選手などが“副業”を始めるケースが多い。その一方で、これまで経営してきたお店を“閉店する”人達もいる。昨日モデルでタレントの梨花氏が自ら立ち上げたブランドショップ6店すべてを年内閉鎖すると宣言した。2012年4月に代官山で1号店をスタートさせてから7年目に当たる。商売というのは不思議なもので、①“開店”或いは“創業”時は閑散としていて閑古鳥が鳴いていても徐々に活性化していく店、②“開店”或いは“創業”時は長蛇の列ができ大盛況だったのに気付かぬうち無くなっている店、③創業当時から特別大繁盛するでもないが比較的むらなく商売が続いている店、④最初から繁盛していてその勢いが途切れない店、⑤最初から閑散としていてそのまま消えていく店……大体この五つのパターンが商売・事業の定番のようである。芸能人など有名人が手掛けるお店というのは②となるケースが多い。それは経営者が“有名”だったり“人気者”だったりすることで、宣伝不要で世間に浸透しやすく、好奇心も手伝ってどんな店なのか訪れる客が多いからである。ただ飲食店であれ、アパレルであれ、常に“看板”となる人物が店に居るわけではない。最終的には“中身で勝負”しなければならない。したがって商品の中身が良くなければ、早い店だと半年くらいで閉店に追い込まれたりもする。特にファッション系の店は見限られることが早い。そういう点では、6店舗も出して7年も継続したのは“経営者”として手腕があったということになる。経営という観点から言えば、もちろん④が理想だが、そういう店や企業など滅多にない。それに、そういうところは経営者の力というより「運」に恵まれてスタートした場合が多い。経営手腕という観点から言えば、①こそ凄腕経営者なのだ。どうすれば店として成り立つか、客を惹きつけられるか、収益をあげられるか、努力していった成果と思われるからだ。もう一つ③は経営手腕という面からは特別優れていないが、店として或いは企業としてそれなりの“生命力を持っている”ことを示している。人に“生命力”があるように、お店とか企業にも生きていくための“生命力”は必要なのだ。

2019年3月の運勢

2019-03-02

「偉大なる祖父」と「仮想通貨サギの孫⁉」

2019-03-02

「大山倍達」と言えば“極真空手創始者”として格闘技好きなら誰もが知っている。伝説の「クマと闘った男」だ。世界的に“極真空手”を広めたことでも有名で、その門下生は4000名とも5000名とも言われる。その一方で、創始者亡き後の「極真会館」にはトラブルも多い。その後継者が誰なのか、本当のところよくわからない。一つだけ確実に言えるのは「孫」である大山照羅は“偉大なる祖父”の名を冠した“仮想通貨ビジネス”の代表となっているのだが、極めて妖しい人物だということだ。今年1月“覚せい剤”使用容疑でで有罪判決を受けた。さらに2月には“大麻所持”で現行犯逮捕された。偉大なる“祖父”や“父”を直系に持つ人物が、その威光を背負いながら破滅していく例は多いが、彼もまたその典型のようである。何しろ14歳から覚せい剤を使用していたというのだ。人は誰でも、その“家系・血縁”を択ぶことは出来ない。私のように父方先祖が“貧農の家系”で、母方先祖が“大名の家系”というのも珍しいが、どちらの「血」が濃いのか、私にはわからない。ただ忍耐強さは父方から身につけ、或る種の気品は母方から身につけたと勝手に思っている。そういう風に“都合良く”思えば、家系や血縁に押しつぶされることもない。おそらく「孫」の大山照羅は、そういう“かわし方”を知らなかったのだ。だから「大山倍達」に押しつぶされてしまった。それで少年時代から「薬」へと逃げたのだ。それにしても、14歳から覚せい剤に逃げる…というのはあまりにも脆い。大山倍達の孫で在る無しに関わらず、あまりにも愚かだ。そして弱すぎる。自分だけが“破滅していく”なら、それも仕方がないのだが、仕方がないですまないこともある。彼は祖父の名を冠した「仮想通貨」のビジネスをしているのだ。ところが未だその実態がない。投資者・購入者は募ったのだが、その資金は遊興費に消えたという説がもっぱらである。つまり「仮想通貨サギ」を行った可能性が強いのだ。やがて訴訟問題が起こって、その方でも祖父に“大きな汚点”を与えるに違いない。

「パニック障害」の温床はどこにでもある

2019-03-01

日本人は他の人種や民族に比べて“デリケート”な傾向がみられる。日本の持っている自然風土、食生活の在り方、対人関係での慣習などがそうさせているのかもしれない。日本人の手相と外国人の手相とを観比べると、その繊細な変化と違いがよく解かる。特に十代半ばから二十代半ばくらいまでの期間がもっともデリケートに変化する。もちろんこれは“全体的な傾向”であって、日本人でも“図太い神経”の持ち主や外国人でも“繊細な神経”の持ち主は居る。だから、あくまで“全体的に見れば”という意味でなのだが…。最近、著名人で「パニック障害だった」と公表している人が多い。医学的観点からいうと「パニック障害」は“神経系の病気”に属し、神経質な性格や潔癖な性格は多少関係しているかもしれないが、“性格的な弱さ”から来る病気ではない。パニック障害は、強いストレスや過度の緊張感、不安や恐怖によっても発生する病気で、めまいとか耳鳴り、激しい動悸、過呼吸や立ち眩みなどの症状を引き起こす。身動きが出来なくなるケースも多い。ジャニーズ系のKing&prince岩橋玄樹氏やsexyzone松島聡氏が「パニック障害」で昨年11月より活動休止となっている。岩橋氏の場合、今年2月になって活動を再開したのだが、すぐにまた症状が現れ、昨日、本格的に入院をして治療に専念するということが公表された。この病気の場合、外見的には“病気である”ということが分かりにくい。ただ単に疲れているとか、一時的パニックかとか、性格がプレッシャーに弱いだけなのではないか、などとの誤解を受けやすい。実際、一見すると“そういう病気”になりそうもないような人たちが多く掛かっている。例えば、鬼束ちひろ氏、広田レオナ氏、IKKO氏、大江裕氏、安西ひろこ氏、高嶋政伸氏、高木美保氏、大場久美子氏などだ。人前に出る職業の人達の方が「掛かりやすい」と言われている。確かに私も人前に出ると緊張する。パニックで自分が何を言っているのかわからなくなる。何を書いてるのかわからなくなる。もしかすると私も……そう言えば、この頃、階段の途中で歩けなくなる。妙に動悸が激しいのだ。それに何よりも、目の前が真っ暗になり、すぐ眠くなるのだ。

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