最近、“恋”を歌った大ヒット曲が出ない。誰もが口ずさむような“恋の歌”が無くなってしまった。70年代、80年代、あれほど次から次へと誕生した“恋の歌”が、なぜ出現しなくなってしまったのだろう。大ヒットしなくなってしまったのだろう。自己啓発のような“応援歌”とか、奇妙で抽象的な“生きている理由”を並べた歌はヒットしても、もっと単純で、もっと自然な、青春期特有の“熱い想い”が歌われていない。いや、歌われているのかもしれないが大ヒットしていない。いや、どういう歌でも良いが、誰もが“自然に口ずさみたくなる歌”というものがない。そういう歌は“昔の歌”でしか思い浮かばない。そう思っていたら、最近の調査で18歳~34歳までの未婚男女の8割以上は「結婚願望を持っている」のに、特定の「異性の交際相手がいない」人が男性7割、女性6割に達していることが判った。この数字は過去最高らしい。18歳~34歳と言えば、どんなところで、どんな暮らし方をしようと、異性への想いが“抑えようもなく湧き上がってくる”年齢ではないか。それなのに、特定の“交際相手がいない”とはどういうことだろう。つまり「歌を忘れたカナリア」ならぬ「恋を忘れた青春期」を過ごしているということなのか。そういう人たちが6割以上を占めているのであれば、“恋の歌”が大ヒットしないのは当然のことだった。“片想いの歌”すらヒットしないのは、“恋なき青春”が当たり前になりつつあるからなのか。ここで見逃してはならないのは、結婚願望は8割以上が持っているという事実だ。そうだとすれば古典的な「お見合い」制度を復活させた方が良い。元々“恋心”というものは、映画『男はつらいよ』の“寅さん”のごとく単純で発作的なものである。そして理性を情感が上回っているから成立するのだ。それが乏しい以上、古典的な「お見合い」制度の方が“良い結婚”に結び付く。今こそ“世話好きなおばさん”が大活躍すべき時期なのだ。
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む
バブル期に放映され人気を集めた「笑ゥせぇるすまん」の実写版12回が、7月18日からテレビ東京系で配信されるという。その主役である“無料で幸せを売る男”喪黒福造役となったのがロバート 続きを読む
6月23日にフジテレビの制作部長が「常習賭博」の疑いで逮捕され、続く24日には現役アナウンサー(27歳)がオンラインカジノを行ったとして「書類送検」された。実質、同じことを行ってい 続きを読む
ときどきTVから録画してあった大昔の映画を観る。昨日も80年代前半に公開された原田知世主演の「時をかける少女」を観た。この映画は筒井康隆氏の小説を脚本化したもので、ちょっとSFっぽ 続きを読む
歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む
「松本人志」「中居正広」「国分太一」……最近は次々と大物芸能人の“ハラスメント行為”が発覚し、芸能界から締め出されつつある。いずれも若い時から一世風靡した人たちだ。つまり、あまり苦 続きを読む