よく「幸運な人生」とか「不運な人生」とかいうが、私は時々そういう捉え方に疑問を抱く。「幸運な人生」のはずが、そうではなくなってしまうケースをたくさん見て来たからだ。例えば、昨日、オウム真理教関連の死刑囚たちが次々と処刑された。その中に土屋正実(53歳)という人物がある。この人の生年月日は“四柱命式”で観ても、“ホロスコープ”で観ても、大変に恵まれた星の配置を持っていて、通常の社会生活を歩めば、幸運な人生を歩んでゆくものと推命家や占星家なら判断するのが普通だ。けれども実際には法廷において「悪魔に魂を売り渡した殺人化学者」という検察官らしからぬ“文学的表現”で心底蔑視された人物である。実際、オウム真理教ではサリンやVXといった“殺人兵器”の生成を主導した。人生の途中までは頭脳優秀な化学者としてエリート街道を歩んだのだが、入信して以降は或る意味では検察の言う通り、悪魔に魂を売り渡したのだ。そのホロスコープには滅多に見られない「幸運の大三角形」とも呼ばれる惑星配置があった。それも、太陽&木星&冥王星・天王星の4星が120度の配置で構成する“正三角形”で、通常の人生を歩んだなら社会的成功者となること間違いなしの構図と言える。もっとも考えようによっては、オウム真理教内でも異例の“スピード出世”で、今回処刑された7人の中でも一番遅く入信しているのだ。それなのに彼専用の“研究室”が与えられ、教祖側近の一人となっていた。もし、彼がまともに大手製薬会社とか科学的な研究機関に勤務していたなら、間違いなく優秀な化学者として人類に貢献するような“新薬”とか“特許品”を生み出したに違いない。けれども、文字通り“悪魔に魂を売り渡した”結果、成功すべき人生を棒に振ったのだった。ただ私が解らないのは、彼には“人生で大きく悩む要素”が見当たらないことである。それなのにオウムに加わった理由がわからないのだ。もしかすると、より早く“化学者”としての成果を実証できることが魅力だったのだろうか?
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む
中国ドラマなどを見ていると、現代の中国は男女は“対等”のように描かれているが、実際にはまだまだ男性優位社会であるようで、特にそれが顕著なのが“性生活”にあるらしい。日本の美容整形外 続きを読む
4月4日に演劇の練習中、突如倒れて救急搬送された韓国の女優チュ・ソンオク氏(38歳)は、その5日後になっても意識が戻らず脳出血による「脳死」と判定された。家族は本人が生前望んでいた 続きを読む
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む