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過去の占いコラム

素顔のひとり言(エッセイ集)


ホームページが生れ変りました


久しぶりに、本当に久しぶりに「素顔のひとり言」を書く。ホームページが生れ変ったので、書かざるを得なくなったというのが本当のところだろうか。ここ数年、書籍の文章は別として、長いものを書くのが億劫になっていて、どうしてもホームページ内の更新は延び延びになってしまっていた。だが、ホームページ全体をリニューアルすることになって、そうするとあまりに長い期間中断したままのコーナーが逆に目立つようになって、仕方がないからこうして書き出したというわけだ。

2015年は私にとって、大きな収穫がいくつかあった。まず一つは著書を三冊も出すことが出来たということ。これは一にも二にも八幡書店さんのお蔭と言える。私の書くものはどちらかと云えば専門的で一般書籍として店頭に並べてもらうことは中々難しい。そのせいもあって、書籍の出版は十年くらいもの間ブランクが空いていた。けれども私は心のどこかで常に自分の本当の仕事は“書籍として自分の研究を遺すこと”という想いがあった。その想いを形にまとめた第一弾は東日本大震災が起きた年に書いた『古代エジプト守護神占星術』で、これは国際語学社さんから出版していただいた。この本は“占いの中身”というよりも、私の古代エジプト研究、言い換えれば私の“仮説”を世に知らしめたい、形として遺したいという情熱がまとめあげた著述となった。次に、私に課せられた仕事は、やや専門性の高い占いの書籍を“一般書籍”として出してくれる出版社を見付けることであった。そんな時、私に手を差し伸べてくれたのが八幡書店さんであった。こうして世に出ることになったのが『江戸JAPAN極秘手相術』であった。後日、私はある手相を看板とする占い師が自らのブログで、この本を「1万円でも購入しただろう」と述べているのを知って、自らの研究が報われた気がした。そして今年、復刻版の『実際手相鑑定密義』、『四柱推命の謎と真実』、『神占開運暦』の三冊を相次いで八幡書店さんから出してもらった。特に『神占開運暦』は毎年継続していく予定のものだけに、或る程度は売れてくれないと困るのだ。

今年は“占いコンテンツ”の方でも、『古代エジプト予言秘術』(メディア工房提供)と『緋糸秘占』(ザッパラス提供)とをほぼ同時期にリリースして頂いた。これらも今年の大きな収穫の一つと言える。占いコンテンツはリリースのタイミングが重要なのだが、正直、二つともあまり良いタイミングとは言えなかった。ただ、特筆すべきは、私は『古代エジプト予言秘術』の中で『ナイルの輝ける泪』という連載小説を書き、魔術護符の作成法を指南した。このような試みは初めてだったし、おそらく他の占い師の方は行ったことがないだろう。そういう意味では貴重な経験ともなった。

このホームページのリニューアルは、そういった今年の諸々の最後を締めくくる“新たな試み”だと言って良い。今度のホームページからは、上記の書籍類の購入や占いサイトの画面に一瞬で飛ぶことが出来、面倒な手間をかけずに「波木星龍の世界」を堪能することが出来る。そういう意味でも解かりやすく良いHPに仕上げてもらった。「メール鑑定」も申し込みやすいと思うし、「直接鑑定予約」もしやすい筈だ。各種の“占い記事ページ”も前のものより分かりやすくなったと思う。そういう点では、これまでお客様たちに迷惑を掛けた部分が大きいので、こんどはかなり理想に近いものになったと感謝している。ホームページのリニューアルが、どのような出逢いや新たな仕事の展開をもたらしてくれるか楽しみにしている。

 

 

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