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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“勘当”から“感動”へ「親子2ショット」の写真‼


久々に花田優一氏のSNSから転載した出来事の記事を読んだ。要するに彼が母親にバースディーケーキをプレゼントして“一緒に微笑んでいる写真”に言葉を添えた投稿に対しての反響を記事にしたものだ。似ている。確かに父親である貴乃花光司氏の“若い頃”を、さらにバージョンアップさせたような笑顔だ。それが思わぬ効果を生んだ。母親である河野景子氏が驚くほど“若い”のだ。もう59歳の誕生日を迎えたというのに、一見すると40代くらいにしか視えない。そこで、どうしても昔を知っている者には、貴乃花氏と河野氏の“ツーショット”を想い出してしまう。どうして一緒に居ないのかと言えば、当然のことながら4年ほど前に離婚しているからだ。顔を寄せ合ったことで“親子写真”なのに“夫婦写真”のような不可思議な効果をもたらしてしまった。そういえば、大人になって以降、日本人親子の多くはこういうふうな“顔を近づけ合った写真”というものを撮らない。撮りたがらない。それが普通だ。けれども優一氏は、あえてこのような写真を掲載し、しかも素晴らしいメッセージまで添えている。今年のも良いが昨年のはもっと良い。《世界でいちばん幸せな母親になってくれ‼》《偉大な母の大切な日》どちらも成人した大人は、なかなか自分の母親に向かって、このようには発信できない。実は優一氏は、父親から“勘当”されている。現代では通用しない言葉だが、それ以降、父親との交流はない。それでも、母親とこのようなカタチで素晴らしい交流を続けている。有名人の子供として生まれ育つのは、或る意味では大変である。世間というのは“有名人の子供”に対して、よほどでなければ“良い評価”を与えてくれない。相撲ではなく、靴職人という奇妙な世界に向かった息子に対して世間の風当たりは必ずしも良くなかった。特に、彼がTVに多く出るようになって以降、靴職人であるのに、なかなか靴が完成せず、タレント活動に忙しいのはいかがなものか的な風評が目立った。けれども、いまも彼は“靴職人”を続けているらしい。或る意味、立派なものだ。そして、このように母親に対して素晴らしいメッセージまで届けられる息子になった。人の“生き方”は簡単には判別できない。
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