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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


選手達が個性発揮で、自らは「普通の監督」に…


日本ハムの新庄剛志監督が、就任6年目となる来季も監督を続行することを宣言したらしい。監督になりたての頃は「三年以内に日本一」を掲げていた新庄氏だが、実際にはリーグ優勝ですらも、なかなか難しい位置にいる。もっとも“6位低迷”が続いていた中での就任で、ここ3年は“連続Aクラス入り”を果たしているのだから、その点では十分に合格点だと言える。それに、彼は球団フロントとの関係性や各選手との関係性も悪くないようだ。どちらかというとパフォーマンス重視で、野球そのものの指導力という点では疑問視されていたし、就任当初は“そういう部分”も確かにあって、選手よりも監督が目立ちすぎる批判もあった。けれども就任二年目からは、表現はおかしいが“まっとうな野球監督”に変わっていった。その結果、個性豊かな選手たちが続々と誕生している。この人は、それぞれの特徴や長所を見抜くのが早く、それを伸ばして育てていくタイプだ。だから入団当初は“凡庸に視えた選手”が、いつの間にか多様な個性を発揮し、それに伴なって人気を上昇させていくケースも多い。いまの日ハムには、特別、際立った能力を発揮する選手もいないが、チームとしてのまとまりというか、仲の良さというか、そういうものが“垣間見える時”がときどきある。そして多分その“仲間的な結びつき”をいっそう強めたのは、新庄監督の指導の成果であるような気がする。日ハムは、札幌市から北広島市への本拠地を移し、今度は二軍の本拠地を本州から恵庭市へと持ってきた。札幌市はともかく、北広島市とか恵庭市とか、ハッキリ言って北海道民でさえも“よく知らない街”であった。ところが、日ハムが来たことでの経済効果は大変に大きく、半導体のラビダスがやって来た千歳市も加わって、北海道は今、徐々に札幌を中心とした道央圏が活気づき始めている。もし、これにスキーのニセコや富良野、IRを呼び込めるかもしれない苫小牧や小樽が加われば、将来的にはそうとうに活気づいて豊かなまちづくりにも貢献していきそうな雰囲気が出てきている。すべては監督として指導経験のなかった新庄剛志監督を日ハムが招聘したところから始まっている。何かの小さなきっかけで「北海道」も「日本」も、大きく変わっていくことが可能なのだ。
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