最近は種々な事件が次々と起こるので、他人ごとながら週刊誌記者は忙しいに違いない。日本のマスコミの場合、大きな事件・事故があるといっせいにそれが報道される。島国で国土も狭く、TVが行き渡っている日本の場合、誰もが同じ事件や事故を共有する。
一時期「アメリカンドリーム」という言葉が流行ったが「あっという間に全国民に知れ渡る」という点だけからいえば「或る朝目が覚めると僕は有名になっていた…」という詩人バイロンの言葉が、そのまま当てはまるのはむしろ今は日本の方だ。1日で「スター」は作られるし、逆に1日で「凶悪な犯罪者」も作られる。そういう日本において、このところマスコミの「主人公」は次々と入れ替わっていく。昨日まで主役でいた人が、今日になると脇役に追いやられている。なぜか大きな事件・事故・話題が次々と起こるからだ。
まずは「市橋達也」という主役から述べていこう。彼はご存知のように顔を変えた。確かに変わっていた。あれでは普通は気付かない。せっかく別人のように変えて普通社会に紛れ込んでいたのに、さらに変えたことで見つかった。鼻を高くしたのだ。鼻というのはよほど変形しているとか、極端に高いとか低いとかしていなければ、変えても顔の印象事態はそう変わらない。彼の鼻は元々普通だった。にも拘らず、どうして変えたのか。私はここに彼の思惑を視る。彼はパスポートを実際には申請しなかったが、申請しようとしていた。英語が堪能であった彼が、海外逃亡を図っていたのは明らかだ。危険を冒してでも外人のような高い鼻にしたかったのだ。
多分、彼は日本で社会の底辺に埋もれて、生き延びることだけの生活にもう疲れていたのだ。自分の姿をひた隠しにして生きていることに限界を感じていた。海外脱出をして、自由に生きたい。自分の過去を消して生きていきたい。そう望んだのだ。ところが日本のパスポート申請は思いのほか難しそうだった。多分、彼は諦めたのだ。残るは沖縄の米軍基地内外で働くことだ。アメリカ人たちは自分になど無関心だろう。
ところが彼は鼻を整形した後、抜糸に行かなかった。そのせいで鼻に傷跡が残っていた。その傷跡が目立ち、フェリー乗り場からの通報の決め手となった。
人相とは不思議である。鼻に目立つほどの傷があれば、仮にそれが一時的な傷であっても「本人の社会的立場が脅かされる相であり、心寂しく、出費・散財が続く相」と人相の古書には記されているのだ。また、日本人の場合、極端に鼻峰が高いのは「周囲から孤立する人の相」ともされているのだ。また、本来の市橋達也の顔貌は、眉・眼とも吊り上っている相で、その特徴が彼の顔を記憶させやすくしていた。小さなホクロなどは余程注意しないと分からない。そして初期の整形で、彼の一番の特徴である眉と目とを変えた。これによって「別人の顔」となったが、このとき眉は極端に細くなり、後半部分を無理に下降させようとしたため、一部の毛は抜け落ち欠けてしまった。また、眉と目の間も極端なまでに狭くなった。これによって「先祖からの徳と支援」が失われ「定住出来ない人の相」ともなった。もし、彼が本来の長く形良い眉と「眉と目との間が広い相」を維持していれば、天運が味方し、もしかしたら数十年後に“庭園デザイナー”として活躍できたかもしれないのだ。つまり、彼は顔を変えたいばかりに自らそれを放棄したのだ。最近は男性でも眉の形を整えたがる人が多い。整えるのは良いが、極端に細くするとか、後半部分を剃り落してしまうとか、毛足の長さを極端に短く刈り込むのは感心しない。形良い眉は“品性”“血統”“技能”“兄弟”“継承”“金運”に大きく関係している。つまり眉の形が良ければこれらの運に恵まれ、形を失うとこれらから恩恵は受けられない。元々良い生まれ育ちを持っている人は、必ず眉から目にかけての部分が形良く、広く、長く、美しいものだ。特に古典的な“習い事”などは眉と目の調和が重要で、その部分が形良ければ必ず成功する。眉から目にかけての「良相」の典型は古代エジプトのツタンカーメン像だ。古代エジプト・ファラオの彫像の多くはこの部分が共通している。
「婚活詐欺師」として“練炭殺人疑惑”の掛っている木嶋佳苗と、「鳥取詐欺師」として“ハルシオン殺人疑惑”の掛っている上田美由紀は、ともに何人もの男性たちを毒牙に掛けた可能性が指摘されている。ほぼ時を同じくして同じような疑惑で表に出てきた。しかも昔から女性の結婚詐欺師といえば「美人」と決まっていたものだが、今回はどのマスメディアにも「美人」の文字はない。ハッキリ言って「ひどい!」。なぜか二人とも“お相撲さんタイプ”なのだ。だが、ここに実は重要なカギがある。お相撲さんタイプに、男性というのは意外と心を許してしまいやすいのだ。なぜか“悪人とは思えない”からだ。むしろ美人の方に、普段女性と接する機会の乏しい男性は警戒心を持つ。それに真面目で「家庭を持ちたい」と望んでいる男性たちにとって、お相撲さんは何故か“家庭的に見える”のだ。ところが私の研究では短期間に女性が急激に太りだす原因の一つとして「心霊世界との接近、或いは身近な人の死」が関与しているケースがしばしばみられるのだ。単なる偶然かもしれないが、霊媒とか呪術師とか霊能師にも、その世界に入り出し急激に太りだした女性が多い。“死の霊気”を吸うことは肉体の膨張を招くのだろうか?
セレブを気取っていたらしい木嶋佳苗のホロスコープは、奇妙なことに「婚約が破棄されやすい星の配置」を持って生まれていた。もしかすると彼女は、まだ若い時期に「結婚を約束」されながら…やがて去っていった男性がいたのかもしれない。そして無意識にその復讐を兼ねて、事件を起こす方向へと突き進んでいったのではないだろうか。この星の配置を持っている女性に対して私は「二人だけの口約束としての婚約は危険!」と常々忠告しているのだ。もちろん、女性側の方から、結婚詐欺を働くことなど想定することもなかったからだが…。
掲載日:2009年11月27日
早いもので今年も“雪景色”の季節となった。そこで、今年一年の「波木星龍の占い予言」を振り返ることにする。私は別に、有名人の予言とか、社会的な予言とか、本当はそんなことはどうでも良い 続きを読む
占い師の評価というのは、必ずしも“的中率”にあるわけではないが、そうは言っても“どの程度的中しているのか”は、その評価の重要なポイントであるには違いない。よく“口コミ”と言われる“ 続きを読む
占星学や推命学の研究者の中には“先天的な運命”を動かしがたいものとして、本人の“意志”とか“選択”とか“努力”などを認めないような判断の仕方をされている方が多い。私自身も占星学や推 続きを読む
こういう番組をどう捉えれば良いのだろう。制作サイドは日本の視聴者をあまりにも軽んじすぎているのではないだろうか。7月18日のTBS古代エジプト世紀の大発見プロジェクト「ツタンカーメ 続きを読む
世の中、日進月歩で進んでいくものが多い中で、まるで“後退りしている”ような世界が「占いの世界」だといってもよい。どうして後退りなのか、ここ20年ほど「新たな研究」「新たな学説」「新 続きを読む
人間社会は「勘違い」で成り立っている。例えば、私は“書きもの”などでは何でも明確に“ズバズバ書く”ので、現実にもさぞかし「即断即決の人」「迷いのない人」「怖い人」であるかのよう誤解 続きを読む
私は元々が“IT型の人間”ではないので、日頃から“IT関連のもの”は苦手である。その中でも一番厄介なのが「パスワード」で、あらゆる場合にこの部分で躓いてしまう。何故、もう少し簡単に 続きを読む
当然のことながら、占い師は常に何らかの悩みや問題を抱えた相談者や依頼者と相対して仕事を行っている。初めての依頼者もいるが、その多くは過去に“占っている方”で、いわば“常連さん”に属 続きを読む
どのような世界であっても「使命感」の中で生きている人達は、それぞれに“美しい”ものです。もちろん、これは外見的なことではなくて、“生き方としての美しさ”です。その人なりが滲み出てく 続きを読む
今年は正月から週刊誌が飛びつきそうな話題やネタが矢継ぎ早に飛び出している。「ベッキー不倫騒動」があり「スマップ独立失敗」があり「甘利金銭疑惑」があり「宮崎育児不倫」があり「清原覚せ 続きを読む