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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「台湾」が「日本」と一体化する日が来るか⁉


別に“勘違い”で言っているわけではない。「台湾」の人々は、どちらかというと「中国本土」よりも「日本国」の方に距離的にも近いし、考え方や暮らし方もやや近い。日頃、用いている漢字も、中国本土とは微妙に異なる。そして、いまだに“日本統治下”にあった頃の建物など、いろいろと遺っている。温泉施設なども、日本統治下の名残だし、親日感情も強い。かなりの長い間、台湾は日本などと同じく“欧米寄り”の政治や思想で暮らしてきた。或る意味では「香港」にも近いが、香港の場合には文字通り距離的に中国本土と近く、外部から圧力がかかると逃れようがない。その点、台湾は実質的な距離感があるので、香港に比べて簡単には吸収されにくい。ただ今回の選挙の結果を受けて、中国本土が“台湾吸収”を諦めるかというと、それは100%ない。時間をかけてでも“本土寄り”に変えていく作戦を取るだろう。ただ「香港」と時とはわけが違うのは、台湾にはアメリカが“睨みを利かせている”点にある。アメリカ本土にとっても、台湾は沖縄に近く、世界における防衛面からも“譲れない場所”であるのだ。もちろん日本にとっても、台湾が「中国」に属するのと「台湾」のままで居られるのとでは、自国防衛の観点からもまったく異なる。しかも、近年、日本と台湾とは“半導体の共存意識”においても近しい関係にある。今後の日本の経済発展を考える上からも「台湾」はいつまでも「台湾」のままであって欲しいというのが、日本政府の捉え方だろう。奇妙なことに、戦前、日本は台湾を統治下に置いていた。言ってみれば、いまの中国と同じようなことを行っていたのだ。一時的には“日本語教育”さえも行っていたのだから、いまの中国と“さして変わらない意識”でいたことは間違いがない。それなのに、現在でも「台湾」の人々は「日本」に対して、或いは日本人に対して嫌っていない。むしろ、他の国よりも友好的である。或る意味では“お世話になった国”のような感覚ですらある。そういう意味では、むしろ中国ではなく「自由の国・日本」と“一体化していく”方が、台湾の人々にとっては抵抗が少ないのではないだろうか。
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