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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「22歳アルバイト」を「25店舗の社長」に抜擢


ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカイスクレイパー」25店舗400人以上の従業員の頂点に立つのだ。奇抜さを売る人事なのかと思いきや、そうではないことが解かった。5月からの新社長・諸沢莉乃氏は15歳の時から、この店舗でアルバイトをしてきている。つまり7年間の実績があるのだ。アルバイトではあるが、7年間も一つの店で働いていれば勘の良い人なら会社内のことはだいたい察しが付く。彼女は厨房も接客もこなす。後輩たちの面倒見も良い。会社を「若々しい発想に転換したい」と願う現社長からの直々の使命だ。それにしても、400名の頂点に立って22歳の女性が指揮を執るのはたやすいことではない。ときどき同じような発想で若手社長に切り替え、その何年後かに、再び元の社長に戻ってしまっているケースも時々みられる。企業経営というのは、ただ単に従業員として有能だから成功するとは限らない。特にカリスマ型の社長が率いてきた会社やお店は、新たなる経営者を迎えて成功するケースは少ない。どうしても、前社長の“影”を従業員たちが引き摺ってしまいがちになるからだ。だから新社長はよほどリーダーシップを発揮できないと、反発する従業員たちが出てくる。それを抑えれるかどうかは、その新社長の“人間性と運”とに掛かっている。特に「運」の部分は重要で、その人が“強い運”を持っている場合は、多少の反発とか問題を抱えてもそれを乗り切っていくことが出来るが、先天的な「運」が弱いと、その“不気味な試練”に打ち勝つことが出来ない。そういう場合に、前社長が再び登板して、ピンチを切り抜けるケースは多い。奇妙なことに前社長が戻ることで、傾きかけていた社運が徐々に軌道修正されたりする。特別、どこがどう違うと言い切れないこともある。要するに、生まれ持っている「器」の違いとでも言おうか、守護神の違いとでも言おうか、人は“治まるべき場所”に納まって、物事すべて安定するように出来ているのだ。
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