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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「正社員」と一緒になって働く「社員犬」達⁉


ペットのことを「家族だ」という人たちが多くなっている。だからだろうか。そのペットと一緒に「働きたい」と思う人も多くなっている。確かに家族は、それぞれが働いている場合も多いから、そういう点で言えば“まともな考え方”かもしれない。ということで「バイオフィリア」という会社では、ペットと一緒に出勤して来て、一緒に働くことが出来る会社として、いま大注目を浴びている。この会社で働きたいという転職希望者からの問い合わせが後を絶たないらしい。確かに会社内には、7~8匹の犬などが常時たむろしている。仕事の邪魔になりそうなものだが、実際にはそうでもないらしい。何しろ、彼らも仕事をしているからだ。どういう仕事なのかと言えば、ここはペットフードの開発会社なので、その試作品などを食べて“その反応を教えてあげる”ことが彼らペットたちの“お仕事”なのだ。確かに、人間が食してみるよりも、ペットが食してみる方が、その試作品が優れているかどうか、その反応で瞬時に解かる。さまざまな種類のペットが居ることで、さまざまなペットの反応などを同時に観察できる。だから、文字通り彼らは「社員犬」としての働きを担っているのだ。ここに勤めているのは、若い独身女性たちが多い。したがって、自宅にペットを残して出勤するよりも、一緒に出勤して、一緒に帰宅する方が、ペットだって寂しい想いをせずに済むから悦んでくれる。或る意味ではペットが恋人のようになっている人にとっては最良の職場なのだ。したがって、この会社の存在を知って、自分もこのような環境の中で“ペットと暮らしたい”と願う人たちが急増しているのは無理からぬ話ともいえる。近年は一人暮らしでもペットを飼う人が多くなった。ただ一日中狭い「ペットの部屋」に閉じ込めておくのは動物だって精神衛生上良くない。そういう点で“一緒に働ける”ことは何となくペット自身も自覚しているようで、だから出勤だって自ら勇んで買主を会社の方に導いていく。同じように既に出勤して来ている「社員犬」とは、もう家族のようなものだ。必ずしもペットではなくても、ゲームの開発会社とか、ランジェリーの商品開発とか、こういう“趣味の延長線上にあるような仕事”が増えていけば、おのずと毎日、活き活きと笑顔で働く人たちが増えていくのかもしれない。
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