ここ数年、エジプトでは考古学的な発見が続いている。中でも今回、注目されているのが「まぼろしの王都」とされていた3400年前の遺跡発見だ。今回の場合、砂の中に埋もれていたせいで“遺跡の保存状態”が奇跡的に良い。丁度、イタリアのポンペイが火山灰に埋め尽くされたせいで“まるごと再現”出来たように、今回の都市も“まるごと再現”に近い形で表出できそうなのだ。第18王朝アメンホテプ3世の“王都”で「アテンの日の出」と呼ぶ名称を持っている。新王国時代の王都はルクソールだが、そこから少し北にあたる。どうして発見できたのかというと、その辺にツタンカーメンの埋葬殿が埋れているという説があったからだ。つまり「ツタンカーメン」を探していたら、その父親と祖父とが“共同統治”を行っていた「まぼろしの都」が出現したのだ。ツタンカーメン王墓発見から今年で99年目にあたる。だから100年後である来年になって「アテンの日の出」の全貌が明らかになる可能性が強い。実は今“共同統治”と記したが、ここはとても重要で、ツタンカーメンの父親は一般に「アクエンアテン王」と言われる。けれども若き日は「アメンホテプ4世」だった。そうして、その名のまま父親アメンホテプ3世が年老いた時、父を助けるべく「共同統治」を行った。その共同統治の都が「アテンの日の出」なのだ。途中までルクソールに居たのに、息子との“共同統治”になって「新たな都」を建設しようとした。それが「アテンの日の出」だった。そのアメンホテプ3世が亡くなると、息子“4世”は「アテンの日の出」でも飽き足らずに、さらに400キロ北に「アテンの地平」(アケトアテン=アマルナ)と呼ばれる“新たなる都”を定めた。現在発掘中の都を、自ら棄てたのだ。なぜ“棄てたのか”というと、より「アテン神」だけを“中心とした都”を打ち立てたかったからだ。だから自らの名も「アクエンアテン(アテンに仕える者)」に改名したのだ。“古代エジプト”は“古代日本”と同じように「八百万の神」の国だ。一神教で国民が納得するはずがない。「アテン」というのは“太陽円盤の神”だが、もっと身近な“神様たち”を国民は望んだのだ。こうして「アテンの地平」は滅びた。滅びさせた張本人は息子ツタンカーメンだった。
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む
中国ドラマなどを見ていると、現代の中国は男女は“対等”のように描かれているが、実際にはまだまだ男性優位社会であるようで、特にそれが顕著なのが“性生活”にあるらしい。日本の美容整形外 続きを読む
4月4日に演劇の練習中、突如倒れて救急搬送された韓国の女優チュ・ソンオク氏(38歳)は、その5日後になっても意識が戻らず脳出血による「脳死」と判定された。家族は本人が生前望んでいた 続きを読む
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む