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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「AIバブルの恩恵」得られない「窮地」の人々


昨日、日経平均は6万6千円台に達して“史上最高値”を記録した。ところが、それで「日本」は盛り上がっているのかと言えば、何かしら“浮かない表情の人達”の方が圧倒的に多い。日本経済の指針である「日経平均」が史上最高値、それも6万6千円台という急騰価格にもかかわらず、国民の多くは、どこか浮かない表情なのだ。それもそのはず、その恩恵を受けられるのは、ほんの“一握りの人達”に過ぎない。通常なら、日本株を購入している人であれば、だれもが“その恩恵”を受けそうなものであるが、実際にはそうではない。そのうちの“ほんの一握りの人達”なのだ。どうしてかというと、いま急騰しているのは“AI関連の株”に過ぎないからだ。日本株全体が買われているわけではない。昨年の秋から年初くらいまでであれば、日本株の多くが“足並みをそろえて”上昇してきた。ところが、いまは異なる。奇妙なことに、ホルムズ海峡の封鎖が起こって以降、日本株の多くが下落している。そう、急騰ではなく、下落しているのだ。それなのに「日経平均」の構造上、株価の高いAI関連株だけが日本株を牽引していく形となって、実質的に“それら”が急騰していれば、日経平均も急騰する仕組みとなっている。だから、一部の株(全体からすると2割にも達しない)だけが急騰しているのだが、日本株の指数はアナリストたちの予想をも超えて急騰し続けている。ところが、イラン戦争以降は日本経済そのものの“二極化が拡大する”との懸念から、AI関連株以外は低迷し続けているのだ。しかも、各企業の業績は良いのに低迷している。だから、業績の良い企業の株を今年に入って購入している人たちは、けっして“AIバブルの恩恵”など受けていない。むしろ、意味不明に低落を続ける株を握って窮地に陥っている人も多いのだ。経済的な知識のある人ほど「こんなはずではない」と首をかしげている。株価というのは“人気投票のようなもの”なので、実際の企業収益とイコールではない。むしろ“ぜんぜん違うもの”と心得た方が良い。だから、堅実な企業で、確実に収益を上げているはずであるのに、それが株価には反映されていないケースも多いのだ。特に、いまのように外国人投資家たちが、こぞって“AI関連株”を求めているような時期には、それを嫌でも“受け入れる形”に切り替えないと「AIバブルの恩恵」など文字通り泡のごとくに消えていく。
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