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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「豊洲」と「ニセコ」が“5年後の日本”を象徴⁉


ニュースを観ていて、1日にオープンした豊洲市場隣「千客万来」と、北海道ニセコの飲食店街に共通のものを感じた。ニセコの方は“もはや外国”のような雰囲気で日本語表記すらなかなか見つけられない。何もかもが道内各地域の価格に比べ極端に高い。そのせいなのか日本人を見掛けることが少ない。いまやニセコは“外国人居住区”のようですらある。豊洲市場隣に出来た60店舗ほどが入っている「千客万来」の方は、外国人観光客であふれている。オープン時でこうなのだから、あっという間に世界に伝わり、あと5年後くらいになれば、ニセコと同じように「外国人しか見掛けない街」へと変貌していくかもしれない。7000円の海鮮丼を「リーズナブル」という感覚は、残念ながら今の日本人にはない。けれども、そういうような状況になって、日本人全体が“お・も・て・な・し”の商売人に変わったと認めてしまえば、常にどこに行っても外国人観光客であふれている「観光大国」に変身していけるかもしれない。それを見越して考えるなら、いっそのこと“インバウンド用”の価格と、国内者向け価格と最初から“観光地などでは二つに分ける方式”を採用するというのも、ひとつの方法かもしれない。そうしてしまえば、どんなに円安になっても生活者を脅かすことはなく、海外からの観光客も満足して帰るのなら、問題はないような気もするが……。住宅価格にしても、国内居住者と海外国籍者とを分けて価格販売すれば、たとえ実際には“投資用”で居住していなくても、そちらの方だけが値上がりして、国内居住者用の価格帯は“抑えられる”ようにならないものだろうか。観光が目玉のタイなどで感じるのは、明らかに観光客向けと国内向けとを、さまざまなもので区別して販売していることだ。とにかく資源の乏しい日本は、これからは“何かしらの目玉”になるものを必要としている。遅ればせながら“半導体投資”に舵を切った日本政府だが、それだけではあまりに心もとない。やはり“観光立国”としても、世界へのアピールはどうしても必要なのだ。そうであれば、その先駆け的な“在り方”を今後の「豊洲」と「ニセコ」から学んでいくべきなのではないだろうか。
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