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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「金づちの姉」に“殺され掛けた”弟が「119番」


人はときどき感情的になり、思いもかけないような行動をとる。なぜか兄弟間ではそれが多い。しかも、その場合、不思議と行動パターンが似ているのが奇妙だ。山口県の山陽小野田市で先月30日、午後8時半ころ、姉の後藤由紀容疑者は同じ自宅内で寝ていた弟の頭を金づちで殴って殺そうとした。31歳で無職の姉は27歳の弟を“許せなく”なっていた。寝ているとはいっても、相手は男だ。殺すことが出来なければ反撃にあう。そう思うと姉は緊張した。怒りで震え、緊張しているので、思うように力が入らない。それでも、必死で額に向かって金づちを振り下ろした。次の瞬間、反射的に弟は奇声を発し額を押さえて飛び起きた。姉を視てすべてを察知したようにその場から逃げ出した。そしてすぐさま119番通報をした。110番ではなく119番通報だった。放心したような姉は何も言わず、その場に座り込んだまま、追いかけもしなかった。こうして弟は軽傷だけで済み、姉は“殺人未遂容疑者”として、そのまま現行犯逮捕された。その後の調べで、姉は弟を殺す目的で金づちを使ったと認めている。どういうわけか、金づちを使って、寝ている兄弟の頭を「叩き割ろう」とするケースは多い。大分市では2021年9月に、58歳の兄が53歳の弟を金づちで叩いて殺害しようとした。尾張旭市では2017年4月に、56歳の兄が54歳の弟を金づちで殴って殺害しようとした。いずれも殴られた方は死ななかった。けれども実際に亡くなってしまった実例もある。富山の事件で、無職で22歳の弟が25歳の兄を何回も金づちで殴って死亡させた事件だ。基本、金づちを使っての殺人は一度だけではダメで何回も“叩き潰す”ことをしないと死なないらしい。ただ痛いからなあって……躊躇するような奴は“兄弟殺し”には向かない。とにかく“遣る”か“遣られる”か、なのだ。なぜか、みんな“いい大人”になってから“兄弟殺し”をしようとする。それなら一緒になど暮らさなきゃ良いのに……こういう兄弟に限って、子供の頃は仲が良かったのではないだろうか。どうしてみんな「金づち」なのかだけが“謎”として残る。
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