実は大して見たい番組ではなかった。たまたま番組表を見ていたら「おはよう、たけしですみません」という番組が目に入った。“たけし&太田&水道橋”という組み合わせが記されていたので、何を話すか一度くらい見ておくか、という気持ちで録画した。その後、数時間経ってから“ネットのトピックス”で「たけし生番組を無断欠席」という見出しを見て、妙な偶然にナルホドと思った。私が番組表を見て何となく録画したくなったのは、そのせいだったのか。そこで、お昼になってから、その録画を見てみた。正直、つまらない番組だった。もちろん、メインのたけしが来ていないので、水道橋博士氏や太田光氏が慌てるのも無理はない。何となく二人ともギクシャクし、どうしようかという雰囲気がありありで、その意味では一応面白かった。ただ、二人ともプロの芸人で、しかもベテランで、社会事象には詳しい人物たちである。「たけし」という看板の番組だから、遠慮したのだろうか。それとも慌てふためいて自分たちの仕事を忘れてしまったのだろうか。ああいうとき、当意即妙に場を持たせるとか、何事もなかったかのように話を進めていくことが出来なければ“プロ”ではない。もちろん、無断欠席の「たけし」は“とんでもない奴”だが、昔から前科がある。今に始まったことではない。そういう人物と組んで番組に出るのだから、むしろ来なければ自分たちで「たけしを徹底的におちょくってやろうじゃないか」くらいの発想がなぜ持てないのだう。他の時ならNGであっても、そういう時なら本人も含めて誰もそれを非難できないはずだ。それとも、後から出てきたときのことを考えて、話せないのだろうか。だとすれば、日頃の太田光の“破天荒な発言”は計算されてのもの、或いは“弱いもの”や“世間をへつらってのもの”だと受け止められても反論できないはずだ。本当に“怖い”ところには何も言えないのか。水道橋博士の場合には、元々企画や脚本なども手掛けているのに、こういう時こそ機転を利かせて、絶対に“こういう時”でなければ話せない「たけし軍団の秘密」とか「たけしの秘密」などを何故話さないのか。二人とも「たけし」に対して気を使い過ぎなのだ。大体、小学生でもあるまいし、自分の冠番組に出てこない人物を甘やかしすぎなのだ。そういうときこそ、徹底的に“どうしようもない部分”を暴き出し「明日はTVの前で二人で押さえつけて視聴者に土下座させますので…」くらいのことを言えなくて、それでも「一流の芸人」と言えるだろうか。
最近、注目されてきた仕事の一つが「退職代行サービス」という分野だ。要するに入社した会社を辞めたくなった時、自分の代わりに“退職手続き”を行ってくれるサービスのことだ。特に勤めて間も 続きを読む
オレンジの価格が高騰し、その結果「オレンジジュース」が相次いで販売休止に陥っているらしい。販売休止にしていないメーカーは、これまで410円で販売していた「オレンジジュース」を4月か 続きを読む
人はなぜ歴史を学ぶのかというと「いまを生きるための知恵」を過去の出来事から学び取るためだ。そういう意味で、ここ数年というのは、もっとも歴史から学ぶべき部分が多い時代に差し掛かってい 続きを読む
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む