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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


やはり「紀元前からあった」ルーンの占い⁉


「占い」にはさまざまなものがあるが、その中で“文字を使った占い”に属する占いが、古代から伝承されている。たとえば「墨色占い」とか「測字占い」とか「卜占い」とか「究の字占い」とか「ヒエログリフ占い」とか……もう一つ、ここでお話しする「ルーン占い」も、その一つだ。このルーンというのは、古代スカンディナビア半島で生まれたとされている24個の文字だ。そして、文字発祥時から“占い”も同時並行で存在していたのではないか、とされている。ただ、これまでは、その最古の文字の起源が不明で「少なくとも西暦300年ころまでには存在していた……」とあいまいにされてきた。このほどノルウェーの古代墓地の発掘中に偶然、石板に記したルーン文字が出てきた。その部分の残存物から、西暦0年前後から250年前後に当たることが確かめられた。「ルーン」の起源がこれまでよりも後ろに“引き戻された”ことになる。もっとも、この文字の構成から考えて、紀元前まで遡りそうであることは容易に推測できた。古代エジプトの聖刻文字やマヤ文字や殷王朝の甲骨文字などと同じく“象形文字”的な要素が強い文字の場合は、たいていの場合は紀元前の産物であり、文字であると同時に“占い”的な要素が秘められている。そういう意味では“占い”と“文字”とは、切っても切れない関係を持つもので、近年、文字を使った占いが次々と消滅の危機にあるが、そうさせてしまってはならない使命をも感じている。現代人は「ルーン占い」などを“非科学的なもの”に感じるのかもしれないが、古代の文字には“それぞれに深い意味”があり、それは本能的にわれわれの潜在意識が把握している。だから、その占い時に“表出した文字”というのは単なる偶然かもしれないが、その人の潜在意識が予知している“未来”なのだ。ただ、われわれは多くの場合、その文字の意味するところを、古代人ほど的確に深く解しきれない。もっとも、そういう点で言うなら、タロットにしたところで、易占にしたところで、表出されたカードや易卦を的確に深く読み取るのには訓練がいる。さまざまな“文字占い”にも「光」が当たって、優れた占い師が出現して、再び古代のように“文字の精霊たち”が物語ってくれる世界が出現させられるようになっていく日は来るだろうか。
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