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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


ネット上の「心ない人々」をどうすべきか


こういう問題を書くのは、もう何度目になるだろうか。ネット上で飛び交う言葉は、時として「死」をもたらす。特に無記名で書かれる“悪意ある中傷”は、何とかできないものだろうか。またしても「若い命」が、それによって失われてしまった。小学生の時から地元アイドルとして活躍していた月乃のあ(享年18歳)さんが名古屋市内のホテル屋上から飛び降り自殺をしたのは2020年9月30日のことである。最近まで“アイドル女性”だったことは伏せられていたが、母親が“亡き娘のため”あえて告発気味な形で報道機関に遺書などを持ち込んだようだ。実は彼女は、その三日前にも“自殺未遂”をしていた。そこで母親や友人などが、また同じことをする可能性があると注意をしていたのだが、それでも防げなかった。どうして防げなかったのかというと、ネット上で「死ぬ死ぬ詐欺だ」という書き込みがあったからである。そう書かれたことで、無視すれば良いのに「死ぬ死ぬ詐欺ではない」と証明する意図をもって、確実な“死の選択”を試みたのだった。SNSはさまざまな意味で“プラス”に働く場合と“マイナス”に働く場合とがある。性格的な“向き”“不向き”の問題もあるだろうが、それによって「救われる人」もいれば、逆に「殺されてしまう人」もいる。ただ無記名やニックネームによる記入は、顔が見えないだけに書く側に“悪意”があったり“捏造”があったりしても、それを打ち消すことが難しい。いったんネット上で“生まれたイメージ”は、そう簡単に拭い去れるものではない。ほんとうは“ムキ”にならなければ良いのだが、或いは無視してしまえば良いのだが、潔癖感の強い人ほど、まともに反論してしまう。或いは真剣に悩んでしまう。同じ言葉であっても、受け止める側の性質によって「薬」にもなれば「毒」にもなるのが“書き込み”なのだ。誹謗・中傷に対する書き込みは、もう少し“規制”があって良いと思うのだが、実際にはなかなか無くならない。あまりにも悪質の場合には、摘発することも可能になったが、それに引っ掛からないギリギリのところで“誹謗・中傷”するケースも多い。ネット事業者たちが、真摯に検討すれば“誹謗・中傷・炎上”には何らかの手立てが打てるはずである。それらを早急に行っていくべき時期に来ているような気がする。

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