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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“モナリザ”にスープ&パリをトラクターで包囲


欧米人は“スト”や“デモ”が好きだなぁ…と感じることが多い。今月24日、フランスでは国内60カ所でデモが決行された。実は今日29日にもパリ市内を“トラクターによって包囲する計画”があると伝えられる。これらを行っているのは農家の人々だ。近年、欧州では農家に対してさまざまな規制が掛けられつつある。要するに、これまでの農業のやり方では地球環境に良くないので改正していこうという試みだ。たとえば農地を“休ませる期間”を設けることとか“農薬を規制する動き”が法制化されつつある。ところが、これらが実施されると「農家は生活できなくなる」ということで、危機感を持った人たちがデモやストライキを決行しようというのだ。これら農家の動きに、手を貸そうとする集団が居る。俗に環境活動家と呼ばれる人たちのグループだ。これらの人たちのやり方は派手だが危険な部分が多い。昨日も環境活動家を名乗る女性たちがパリのルーブル美術館内で、レオナルド・ダビンチの「モナリザ」に対して持っていたスープを投げつける騒ぎがあった。彼女たちは、それを行った後に「芸術と、健康で持続可能な食糧への権利とどちらが大切か。われわれの農業システムは病んでいる」と叫んでいる。解かったような、解らない主張だ。まず第一に、その主張と“芸術作品”とにどういう関係があるのか。最近、有名な作品が狙われているケースが多い。昨年は、ゴッホの「ひまわり」が10代とおぼしき環境活動家に狙われた。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も“赤い液体”を投げつけられた。世界的に知られる名画ばかりが狙われている。何十億円とか何百億円とかする名画に“液体”や“塗料”を投げつける行為は、その主張などとは関係なく、美術館や絵画の環境を破壊する行為でしかない。しかも、それら芸術作品と“食料”には何の結びつきもない。言ってみれば、芸術作品がとばっちりを受けているに過ぎない。もちろん、それらの作品の傍には警備員が居て、直接触れることはできない。今回の場合でも作品に向かって“スープを投げつけている”が、その行為の方がよほど破壊的で、環境を守る主張とは矛盾している。世界的な名画の場合、そのほとんどがガラス入りの額縁で、直接作品が汚れることはない。それでも、芸術作品が汚された感じで暗い気持ちにさせられる。もう少し、その主張が理解されそうなやり方に変えなければ、単なる犯罪集団として排除されていくだろう。
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