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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


公的な生活に「神様」は“争い”を引き起こす⁉


フランスでの決定を知って、日本でもやがて“そういう日”がやって来るのだろうか、と一瞬思ったが、いや日本では絶対に起こらないだろう、との囁きが聞こえる。現在、フランスでは人口の約10%がイスラム教徒であると言われる。だから時折イスラム系過激派のテロ事件などが起こる。それらの多くは北アフリカからのフランスへの移民たちだ。元々のフランス人の多くはキリスト教徒だ。そしてユダヤ教徒が多少混じっている。だが、お隣のイタリアほど宗教が“前面に出ている国”ではない。とにかく、そういうフランスで学校での“アバや着用の禁止”が正式に決まったようだ。これまでは“宗教的な被り物”は禁止されていたが“服装はグレイゾーン”ということで一応認められてきた。ところが着用者が多くなることで「教育がやりにくい」などの弊害が出ているとして「国」として禁止したのだ。ただイスラム教団体は「差別的な今回の決定は増悪をあおるものだ」として撤回を呼び掛けている。実際、全国で300名もの女子児童がアバヤを着て登校してきたが“着替えの要求”に反発して67名がそのまま帰宅したという。アバヤというのは日本でだと“出産間際の女性たち”が着ている洋服に近い。身体のラインが解からないようにすることが目的の服装だ。したがって学校内でだと目立つ。男子児童の“カミス”と呼ばれる白い長衣も同時に禁止された。こちらは夏場は何となく涼しそうな気もするが、運動には多少邪魔になりそうな面もある。フランスは元々はキリスト教国に近い国だが、移民を多く受け入れたことで“テロ事件”なども多くなった。一つの思想でまとまっていた国が徐々に“対立的な構図”に発展していきそうで、こういう変化を観ると日本の今後を考えるうえでも参考になりそうな気がする。「日本」という国は、元々は「神道」だったはずだが、途中から「仏教」が隆盛となり、やがて「キリスト教」なども入ってきたが浸透しきれなかった。むしろ日本では新興宗教的なものの中に“怪しい教え”があったり“政治的色彩の強い信仰”があったりして“事件”が起きた例も多い。それらすべてを総括すると「国」には“一応の宗教”は存在していた方が良いが、公的な生活に直接宗教が加わって来ると“トラブルのもとになる”ということのようだ。
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