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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


失くしたじゃ済まない「警察手帳&捜査資料」


今の警察官や刑事というのは「制服姿」や「スーツ姿」でいることは少ないのだろうか。まずは、そういう疑問が起こった。制服姿やスーツ姿でいれば、よほどのことがない限り、そのポケットに入っているはずの「警察手帳」を“手放す”ということはないと思うからだ。同じ警察官や刑事による“不祥事”でも、持っていたはずの警察手帳を失くしてしまうとか、捜査資料をどこかに忘れてしまうとか、それも「人間だもの」仕方がないと寛容にはなれない。どんな職業でも、なくてはならないものがあると思うが、とりわけ警察官・刑事にとっての「警察手帳」は、それが犯罪に利用される可能性もあるだけに、絶対に手放してはならないもののような気がする。兵庫県警本部刑事部の30代の巡査部長は、その日ひとりで仕事帰りに“居酒屋”に立ち寄って飲食をした。そのこと自体は問題ないが、私が気になったのは、仕事帰りに“制服姿”ではなく、私服姿になっていたのだろうか、という点である。別に私服姿でも良いのだが、それで「警察手帳」を入れるポケットがなかったのなら、大切な手帳は職場に置いておいた方が良い、ということである。そうでないと、これからも同じようなことが繰り返される心配がある。一人で2時間半ほど飲食をし、彼はその店を出た。そして自宅方向に向かう電車に乗った。その時、捜査資料も持っていたのだから、厳密にいえば、自宅につくまでは“気を抜けない状態”のはずなのだ。ところが、彼は「警察手帳」も「捜査資料」も、ともにリュックサックの中に入れたままだった。最近、若いサラリーマンにも多いが、リュックサックというのは本来「通勤用のバッグ」ではない。もし、それを通勤用に使いたいなら、重要な品物はそこに入れないことだ。立ち寄った場所で、身体から外す可能性が高いリュックは“盗まれたり”“置き忘れたり”しやすいからだ。彼は電車に乗ったことで安心し、すやすや居眠りしてしまった。私も“居眠りしやすい体質”なので、それを責めるつもりはない。やがて彼は、自分の“降りるべき駅”を乗り過ごし、とりあえず下車した駅のホームで、また寝てしまった。問題は、この時、リュックを肩から外していることだ。また寝てしまったのは致し方ないが、肩から外したのは大失敗である。こうして、彼は駅員に起こされるまで寝続けた。駅員に促され駅を出たが、その時にはリュックのことを忘れていた。親切な駅員さんが交番に届けてくれたから“大事”には至らなかったが、万一、危険な人物に警察手帳や捜査資料が奪われた時には、謝罪では済まなくなる。

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