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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本人が「一体化していく」ための能登災害⁉


日本ではこれまで“大きな災害”とか“大きな地震”があるたび“大和魂”が一つにまとまり、それらの苦難を乗り越えてきた歴史がある。奇妙なことに、大きな戦争とか、地震とか、津波とか、台風とか……そういうものがある時の方が、一つにまとまりやすい民族性を持っている。近年、日本人は何故かバラバラで“まとまりに欠けてきている”印象があった。みんなそれぞれ向いている方向が違っていて、だから当然のように“まとまり”が悪かった。それが1月1日という年初そのものに「能登半島地震」がやってきたために、一気に“まとまる気配”を見せ始めている。これは非常に良いことだ。元来、大和魂というものは過去2000年間、まとまってきた民族だからだ。そうして、まとまりのある時ほど「日本国」は栄えた。近年では「東日本大震災」が“まとまる形”をつくってくれた。それによって日本は“秩序ある国”として世界から称賛された。そして襲われた東北の街々はいつの間にか見事に復興している。無残だった“がれきの街々”はもはやない。日本人というのは、何かの大きな災難とかがあって“絶望的な状態”が来た時ほど、その魂を寄せ合い、新しい未来に向かって往々しく生きて行ける。そういう民族なのだ。ただ能登半島地震は、けっして“予兆”なく訪れた災害ではない。その点は大いに教訓としなければならない。既に2020年12月の頃から群発地震が発生していた。何んと、これまで震度1以上の地震が400回以上も起きていたのだ。今回はM7.6 だが、2023年5月にはM6.5の地震、2022年6月にはM5.4の地震、2021年9月にはM5.1 の地震が起こっている。これだけ続いているということは、明らかに「大自然の方が警告を発している」ということに気付かなければいけない。ところが地震学者も、マスコミも、なぜか、それら大自然からの警告を無視していた。無視という言葉は言い過ぎかもしれないが、少なくとも、その“警告”を軽視し過ぎていた。もう一つの“予兆”もあった。幻の深海魚である“リュウグウノツカイ”が2022年11月と2023年1月と、二度にわたって富山港で釣り上げられているのだ。これも、その近海で何かが起こっていることの予兆として警戒しておかなければならなかった。マスコミは「日本」の重要な地域とか、大都会に近いところとか、そういうところで何かの予兆が視られた時には大々的に騒ぐのだが、比較的“注目度の低い地域”で起こっている現象に関してはあまり大きく報道しない。今回だって、われわれはそんなに“群発地震”が発生していたことを知らなかった。予兆めいた出来事があったと知らなかった。地震学者は一体何のために存在しているのか。国家予算を貰っていながら、何一つ予兆出来ません……で、どうして批難されないのか。わたしには不思議でならない。
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